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コレッリ(Arcangelo Corelli)【これっり】

日本大百科全書(ニッポニカ)

コレッリ(Arcangelo Corelli)
これっり
Arcangelo Corelli
(1653―1713)

17、18世紀イタリアを代表する作曲家、バイオリン奏者で、合奏協奏曲様式を確立した。2月17日ラベンナ近郊のフジニャーノに生まれる。ファエンツァ近郊の町の聖職者のもとで最初の音楽教育を受けたのち、ルーゴでも学び、1666年から伝統ある音楽都市ボローニャで学んでいる。70年わずか17歳で有名なボローニャのアカデミア・フィラルモニカの会員となり、71年ごろにはローマに出たらしい。75年ローマのサン・ジョバンニ・ディ・フィオレンティーニ教会のバイオリン奏者となった記録がある。70年代の終わりには元スウェーデン女王クリスティーナのローマでの宮廷に属していたらしく、『トリオ・ソナタ集』(作品1、1681)は彼女に捧(ささ)げられている。84~90年パンフィーリ枢機卿(すうききょう)に仕え、コルソ宮殿での日曜音楽会で活躍した。90年、枢機卿のボローニャ転任に伴い、やはり芸術の保護者として有名なオットボーニ枢機卿に仕え、教皇庁での枢機卿主催の月曜音楽会で活躍、名声は全ヨーロッパにとどろいたが、1713年1月8日、惜しくもローマで世を去っている。名作『ラ・フォリア』を含む『バイオリン・ソナタ集』(作品5、1700)は、独奏ソナタの歴史上重要である。『クリスマス協奏曲』を含む『合奏協奏曲集』(作品6)は死後の1714年にアムステルダムで出版された。

[樋口隆一]

『佐藤章著「コレッリ、ヴァイオリン音楽の確立者」(『音楽の手帖・バロック音楽』所収・1981・青土社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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