●コロナ放電【コロナほうでん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
コロナ放電
コロナほうでん
corona discharge
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デジタル大辞泉
コロナ‐ほうでん〔‐ハウデン〕【コロナ放電】
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世界大百科事典 第2版
コロナほうでん【コロナ放電 corona discharge】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
コロナ放電
ころなほうでん
気体中の放電の一形式。一般に高圧力の気体中で一方の電極の近辺だけに高電界が集中するときにおこる部分放電で、その外観が王冠(コロナ)に似ていることからこの名がつけられている。針状の電極の近辺でとくにおきやすい。電極の温度が低い冷陰極の放電であるため、高気圧中のグロー放電の一種とみなすこともできる。円筒を陰極とし、円筒の中心に張った細い針金を陽極とする場合、針金1メートル当り電流が1ミリアンペア以下ではコロナ放電となり、電極間の電圧が1000ボルトくらいで一定となるので、高電圧用の定電圧放電管として使える。しかし電流が限界値以上に増大すると、グロー放電に移って電圧は低下してしまう。高電圧の送電線でもコロナ放電を生ずることがあり、雑音や電力損失の原因となる。
夜中、船が雷雲下を航海すると帆柱の先端にセントエルモの火といわれるものが現れることがある。これもコロナ放電による現象である。
[東 忠利]
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精選版 日本国語大辞典
コロナ‐ほうでん ‥ハウデン【コロナ放電】
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化学辞典 第2版
コロナ放電
コロナホウデン
corona discharge
針と平板を電極とし,2極間の電圧を増加していくと,針の先端部がかすかに光りはじめる.この微光をコロナといい,その状態をコロナ放電という.コロナ放電は,絶縁体の局部破壊で火花放電の前駆として起こる場合が多い.高圧送電線などでよく問題となる.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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