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コロンビア

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

コロンビア
Colombia
正式名称 コロンビア共和国 República de Colombia。
面積 114万1748km2
人口 4574万6000(2013推計)。
首都 ボゴタ(旧称サンタフェデボゴタ)。

南アメリカ北西隅を占める国。西は太平洋,北はカリブ海に面し,北西端で両洋を分けるパナマ国境を接する。東から南にかけてはベネズエラブラジルペルーエクアドルに囲まれる。地形は北西半のアンデス山脈と南東半の低地に大別される。南アメリカ大陸の太平洋岸に沿って連なるアンデス山脈は,最北部のコロンビア領内では北流するカウカ川マグダレナ川により,西部山脈,中部山脈,東部山脈の 3山脈に分岐する。中部山脈が最も高く,ウイラ山,トリマ山など標高 5000mをこえる高峰がそびえる。カリブ海沿岸には広い海岸低地が発達。アンデス山脈の南東に広がる広大な低地はオリノコ川支流グアビアレ川によって二分され,北はオリノコ川流域のリャノスと呼ばれる熱帯草原,南はアマゾン川上流域の熱帯雨林となる。赤道地帯に位置するため,概して年中高温の熱帯気候であるが,山地では垂直気候が発達し,首都を含む主要都市は温帯性の気候を示す標高 1000~3000mの山地斜面や高原に集中する。雨季乾季の別があるが,その時期や年降水量などは地域差が大きい。16世紀にスペイン人が訪れ,この地を征服するまでは,カリブ族,チブチャ族などのラテンアメリカインディアン(インディオ)が住んでいたが,その後スペイン人,奴隷として連れてこられた黒人(→黒人奴隷)との間に混血が進み,今日住民の約 60%がこれらの混血である。純粋なインディオは少なく,約 1%。公用語はスペイン語。信教の自由は保障されているが,国民の 80%以上がキリスト教のカトリックである。農業が主産業で,なかでも輸出品コーヒーが最も重要な作物であり,世界有数の産出国となっている。そのほかの主要作物は輸出用のバナナ,花卉,サトウキビ,タバコ,主食用のトウモロコシ,イネ,コムギ,イモ類など。ウシの飼育を中心とした牧畜も重要。鉱物資源は豊富で多種にわたる。主要鉱産物は天然ガス,石油,石炭,金,銀,白金,エメラルドなど。特に金は南アメリカで上位の,エメラルドは世界最大の産出量。森林資源に恵まれ有用樹も多いが,大部分は未開発。工業は食品,化学,繊維など消費財生産の軽工業が中心であるが,金属加工,自動車組み立て,石油化学などの工業も発達しており,1990年代初頭に農業を抜き,国内総生産 GDPの 20%を占めるにいたった。一方で,コカインの密輸出がコーヒー輸出額の 2倍に相当すると推計されており,国際的問題となっている(→麻薬問題)。麻薬組織と並んでコロンビアの治安を脅かしてきた共産主義武装勢力のコロンビア革命軍は 2010年代に政府との和平交渉を始めた。国民の 80%以上が住むアンデス地域では鉄道,道路,水路,空路による交通網が比較的よく発達しているが,南東半の低地帯では道路がわずかに通るだけで,交通はもっぱら水路と空路による。(→コロンビア史

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コロンビア
Columbia
アメリカ合衆国,ミズーリ州中央部ミズーリ川の北方にある都市。セントルイスカンザスシティーのほぼ中間に位置する。 1821年に入植。 1920年代に発達したハイウェー・システムにより,主要自動車交通の要地となる。ミズーリ大学 (1839創立) をはじめいくつかの大学や,州立癌病院などの医療機関が集中し,高等教育と医療の一中心地。軽工業があるが,市の経済は教育機関が支えている。人口 10万8500(2010)。

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コロンビア
Columbia
アメリカ合衆国,サウスカロライナ州州都。同州の中部に位置する。 1786年州都として建設され,南北戦争では市の大半を焼失したが,美しい都市に復興。綿花,タバコなどの集散地で商業中心地。豊富な水力電気を利用し,合成繊維織物,建築用鉄骨などを生産し,航空宇宙産業も発達。文教中心地でもあり,サウスカロライナ大学 (1801創立) など高等教育機関があり,コロンビア美術館は,イタリアのルネサンス期の絵画のコレクションで名高い。州刑務所,州立病院,空港,州議会議事堂 (ルネサンス様式) ,W.ウィルソン大統領の少年時代の家,フォートジャクソン歩兵訓練部隊などがある。人口 12万9272(2010)。

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朝日新聞掲載「キーワード」

コロンビア
1819年にスペインから独立面積は114万平方キロで日本の約3倍。人口約4500万。主要な輸出品は石油、コーヒー、エメラルドなど。60年代に左翼ゲリラが活動を始め、右派民兵組織も含めた内戦長年続く。世界最大のコカイン生産国で、その売り上げがゲリラの活動資金となっている。
(2006-05-30 朝日新聞 朝刊 1外報)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

コロンビア(Columbia)
米国サウスカロライナ州中央部の都市。同州の州都。1786年に建設。商工業都市として発展。サウスカロライナ大学が所在する文教都市でもある。
米国ミズーリ州中部の都市。1820年代に開かれ、1920年代に自動車交通の要地として発展。ミズーリ大学コロンビア校をはじめ、高等教育機関が多い。

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デジタル大辞泉プラス

コロンビア
米国航空宇宙局(NASA)の有人宇宙輸送機、スペースシャトルの機体のひとつ。NASA型名:OV-102。スペースシャトルのオービタ(宇宙船本体部分)の2号機。宇宙まで飛行した最初のスペースシャトル。名称は18世紀のアメリカ人貿易商人、ロバート・グレイの帆船の名にちなむ。初飛行は1981年4月21日、4人の乗組員を乗せ、高度307kmの軌道を周回して無事帰還。日本人宇宙飛行士としては、1994年に向井千秋、1997年に土井隆雄が搭乗している。2003年2月1日、28度目のミッションの帰還中、大気圏再突入時にテキサス州上空で空中分解事故を起こし、乗組員7名全員が死亡した。

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世界大百科事典 第2版

コロンビア【Colombia】
正式名称=コロンビア共和国República de Colombia面積=114万1568km2人口(1996)=3565万人首都=サンタ・フェ・デ・ボゴタSanta Fe de Bogotá(日本との時差=-14時間)主要言語=スペイン語通貨=コロンビア・ペソColombian Peso南アメリカ大陸の北西端に位置する共和国。ベネズエラ,ブラジル,ペルー,エクアドル,パナマと国境を接する。カリブ海と太平洋に臨む熱帯の国で,国土面積は日本の3倍強。

出典:株式会社平凡社
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コロンビア【Columbia】
アメリカ合衆国サウス・カロライナ州中央部にある同州の州都。人口10万4000(1994)。同州最大の都市で,州中央地域の商工業の中心地。印刷,織物,衣服プラスチック,電気部品,事務用機器,ガラス製品などの工場がある。コンガリー川の遡行終点に位置し,1786年,州の中央部にあるという理由で新しい州都として建設された。1805年にとなり,54年に市制施行。サウス・カロライナ大学,ベネディクト大学,コロンビア大学,コロンビア神学校などがある教育都市でもある。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

コロンビア【Columbia】
◇アメリカ合衆国、サウスカロライナ州の州都。
◇カナダのロッキー山脈に源を発し、アメリカ合衆国のワシントン州を経て太平洋に注ぐ河川。長さ1850キロメートル。水量に恵まれ、グランドクーリーダムなどが建設されている。

出典:三省堂
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飲み物がわかる辞典

コロンビア【Colombia】

コーヒーの銘柄の一つで、南米のコロンビア共和国に産するもの。生産量、輸出量はブラジルに次ぐ。マイルドな酸味と強いコクが特徴

出典:講談社
(C)Kodansha 2013.
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精選版 日本国語大辞典

コロンビア
(Colombia) 南アメリカ北西端の共和国。北部はカリブ海、西部は太平洋に面し、東部はアマゾン川の上流地域、南北にアンデス山脈が走る。首都はボゴタ。一五〇二年にコロンブスが到達し、その後、スペイン植民地となっていたが、一八一九年大コロンビア共和国として独立。三〇年ベネズエラとエクアドルが、一九〇三年パナマが分離。コーヒー、バナナ、タバコなどを生産。

出典:精選版 日本国語大辞典
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コロンビア
(Columbia)
[一] アメリカ合衆国、サウスカロライナ州の州都。一七八六年計画都市として建設された。農産物の大集散地で、綿工業の中心。
[二] アメリカ合衆国、ミズーリ州中部の都市。ミズーリ大学の所在地。

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

コロンビア
Colombia
南アメリカ大陸北西部に位置し,カリブ海と太平洋に面する国。首都サンタフェ−デ−ボゴタ
1500年コロンブスの仲間デオヘダが渡来,スペイン人の植民が始まり,38年同国の植民地,1717年ヌエバ−グラナダ副王領となる。1810年独立を宣言,19年シモン=ボリバルにより解放され,ベネズエラ・エクアドル・パナマを含む大(グラン)コロンビア共和国となる。1830年にベネズエラ,31年にエクアドルが分離し,86年コロンビアと改称。1903年にはパナマが分離独立。国内では保守党と自由党の対立で政変が絶えず,1899〜1902年に続き,48年に内戦が再発し,58年に終結。その後両党の和解が進み,国民戦線を結成。合意により1974年まで4年ごとに政権を交代で担当。コーヒーの大生産国のうえ,1986年には石油の自給を達成して輸出を開始。1989年には左翼ゲリラM19との和平協定が実現した。経済面では,1995年1月にベネズエラ・メキシコとの自由貿易協定が発効,2月からはアンデスグループ(ボリビア・ベネズエラ・エクアドル・ペルー)の域外共通関税をスタートした。なお,アンデスグループは1996年3月からアンデス共同体に改組された。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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