●コンドライト
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
コンドライト
chondrite
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デジタル大辞泉
コンドライト(chondrite)
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世界大百科事典 第2版
コンドライト【chondrite】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
コンドライト
こんどらいと
chondrite
石質隕石(いんせき)のうち、コンドルールとよばれるミリメートル・サイズのケイ酸塩液滴を含む隕石の総称。別名球粒隕石。地球に落下する隕石の大部分(86%)を占める。その化学組成は、揮発性成分を除くと、太陽大気の化学組成に一致する。その形成時は45.5億年前であり、その後、現在に至るまで二次的に溶けた形跡がない。それゆえ、この隕石は原始太陽系星雲の中で最初に形成された微惑星の破片であると考えられている。
[小沼直樹]
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精選版 日本国語大辞典
コンドライト
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化学辞典 第2版
コンドライト
コンドライト
chondrite
球粒組織をもつ石質いん石.落下いん石のうち83% を占める.コンドライトは約10重量% の金属相を含み,ケイ酸塩相中には直径0.3~1.0 mm 程度の丸い粒のものがある.ケイ酸塩相はかんらん石,斜方輝石,斜長石からなり,単斜輝石を欠く.ケイ酸塩相中のFeO/(MgO + FeO)比が大きくなると金属相が減少し,同時に金属相中のニッケル量が増加する.コンドライトは2群に大別され,鉄の多いH群と少ないL群に分けられる.H群に属するコンドライト中には多量の炭素を含むものがある(3.5%).このものは炭質コンドライトとよばれ,同時に多量の水を含み(20%),太陽系始原物質を代表しているという説もある.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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