●コールレート【こーるれーと】
デジタル大辞泉
コール‐レート(call rate)
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
コールレート
call rate
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
日本大百科全書(ニッポニカ)
コールレート
こーるれーと
call rate
金融機関が短期金融市場、とくにインターバンク市場において短期の資金需給を表すコールを互いに貸借する場合の金利。コール資金は要求に応じて安全確実にすばやく回収でき、低利で大口の短期資金である。資金に余裕のある出し手の金融機関が資金を貸付け(コールローン)、資金不足の取り手の金融機関が借入れ(コールマネー)るが、一般に資金の出し手レートで代表される。これに仲介者の短資会社の手数料を加えたものが取り手レートとなる。日本でもっとも歴史のある短期金融市場の代表金利であり、高度成長時代には唯一の自由金利として、金融機関間の資金過不足の調整に大いに貢献した。
アメリカのフェデラル・ファンド・レートと同様に中央銀行の金融政策の方向性を敏感に反映する政策金利であり、日本銀行は金融調節によって誘導目標に近づける。日本の場合、無担保コールレート(オーバーナイト物=翌日物)が該当し、短期金利の先行指標としての役割を担っている。日本銀行は1999年(平成11)2月から2000年8月まで短資会社の手数料を除くと無担保コールレート(オーバーナイト物)をゼロに抑えるゼロ金利政策を実施したが、その後2008年10月31日にその誘導目標を7年7か月ぶりに年0.5%から0.3%に引き下げ、12月19日にさらに0.1%まで引き下げている。
[金子邦彦]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
コール‐レート
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「コールレート」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●コールレートの関連情報