@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ゴシック建築【ゴシックけんちく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ゴシック建築
ゴシックけんちく
Gothic architecture
12世紀中葉より北フランスを中心に全ヨーロッパに広がり 15世紀ないしは 16世紀初頭まで続いた建築様式。ゴシックとは,ゲルマン族の一種族ゴート族の野蛮な様式という意味で,ルネサンス期のイタリア人が侮蔑的に使った言葉に由来するが,ゴート族とは直接の関係はない。ゴシック様式とは元来聖堂建築の様式をさし,事実,発生の当初から建築が他のすべての美術に対して優位を保ち,これらを含むモニュメンタルな大芸術として発展してきている。フランスでは,12世紀中葉から末までを初期ゴシック,聖堂大芸術が完成される 12世紀末から 13世紀末頃までを盛期ゴシック,装飾的で華麗な変化をみせつつ聖堂建築から王侯貴族の宮殿建築へと範囲も広がってくる 13世紀末から 16世紀初頭までを後期ゴシックと呼ぶ。イギリスでは,初期イギリス様式,デコレーテッド様式,パーペンディキュラー様式などが生れ,これらはゴシック建築発展上の重要な位置を占めている。ゴシック建築の一般的な特色は,リブ・ボールトの発達を基本としている。その使用により,柱にボールトの重量と横圧が伝えられ,壁面が開放されて採光面積が多くなり,ステンドグラスの芸術を生んだ。著しく線的な表現が強まり,空間の垂直性が強調されたのがゴシックの聖堂建築である。また尖頭ボールトの使用により広く高い尖頭アーチの開口部が形成されたが,この尖頭アーチはゴシック様式のシンボルとなり,線的な構成を求めない地域でも広く用いられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ごしっくけんちく【ゴシック建築】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

ゴシック‐けんちく【ゴシック建築】
〘名〙 ゴシック①の建築物。パリのノートルダム寺院、ロンドンのウエストミンスター寺院などが有名。
※旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉五「此の半島も向ひの小島もゴシック建築のやうに尖り立った岩山である」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゴシック建築」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ゴシック建築の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation