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ゴルトシュミット(Victor Moritz Goldschmidt)【ごるとしゅみっと】

日本大百科全書(ニッポニカ)

ゴルトシュミット(Victor Moritz Goldschmidt)
ごるとしゅみっと
Victor Moritz Goldschmidt
(1888―1947)

ノルウェーの岩石・地球化学・結晶化学者。スイスのチューリヒに生まれる。ノルウェーのクリスティアニア(現、オスロ)大学を卒業し1914年母校の教授となる。1928年ドイツのゲッティンゲン大学の教授となったが、1935年にはナチス政府に追われてオスロに戻った。第二次世界大戦中の1942年、ノルウェーに侵入したドイツ軍に捕らえられたが脱走してイギリスに渡り、1946年ふたたびオスロに戻って、翌1947年没した。1911年、23歳の若さでオスロ周辺の接触変成岩に関する大著(『クリスティアニア地方における接触変成作用』Die Kontaktmetamorphose im Kristiagebiet)を発表、化学平衡論に基づく近代変成岩石学の基礎を確立した。1917年ごろから近代的な地球化学や結晶化学の建設に努め、元素の結晶化学的性質がその地球化学的挙動を支配するという考えを樹立した。700ページに及ぶ大著『地球化学』Geochemistryは生前未完に終わったが、ムーアAlex Muirの編集によって1954年に出版された。

[橋本光男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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