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ゴンドワナ大陸【ゴンドワナたいりく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ゴンドワナ大陸
ゴンドワナたいりく
Gondwanaland
中生代ジュラ紀前期から白亜紀後期にかけて南半球に広がっていたと考えられる大陸。今日のオーストラリアインドアフリカ,南アメリカ,南極などの地域には,ゴンドワナ系と呼ばれる陸成層が発達し,グロッソプテリスで代表されるゴンドワナ植物群や,陸生の動植物化石が発見され,当時この地域が一つの大陸をなしていたと推定されている。海洋底拡大説では,ゴンドワナ大陸内にマントル対流の湧出口を生じ,マントル対流に乗って各大陸は分離したと考えられている。大陸移動説の提唱者であるアルフレッド・ロタール・ウェゲナーは,全大陸が一つになったパンゲアを考えたが,のちの研究者により,北にある巨大大陸をローラシア大陸,南にある巨大大陸をゴンドワナ大陸と分けるのがよいとされた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ゴンドワナ‐たいりく【ゴンドワナ大陸】
Gondwana古生代から中生代前半にかけて、南半球に広がっていたと考えられる大陸。その後分裂・移動して現在の南アメリカ・アフリカ・オーストラリア・南極・インドなどになったとされる。

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世界大百科事典 第2版

ゴンドワナたいりく【ゴンドワナ大陸 Gondwanaland】
約3億年前の古生代後期から約1億年前の中生代半ばころまで,南半球を中心に存在したと推定される超大陸をいう。この大陸はその後分離移動して現在のアフリカ,南アメリカ,オーストラリア,南極大陸,マダガスカル,インドなどを形成したものとほぼ確定的に考えられている。ゴンドワナ大陸の北側には,テチス海(古地中海)をへだててローラシア大陸Laurasiaがあった。古生代前半や先カンブリア時代にゴンドワナ大陸とローラシア大陸とは一連陸地を形成していたと推定されており,この超大陸をパンゲアと呼んでいる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ゴンドワナ大陸
ごんどわなたいりく
Gondwanaland

古生代後期から中生代にかけて南半球に存在していた、現在の南アメリカ、アフリカ、インド、南極、オーストラリアなどからなる超大陸。ジュースがこれら諸大陸の地層の類似性から命名し、ウェゲナーがそれを大陸移動説によって説明した。論拠は、各大陸とも共通して次のような現象がみられることである。古生代末の氷河作用によるティライト(氷礫(ひょうれき)岩)や石炭層が存在する。グロッソプテリスなど特徴的な植物化石を主体とするゴンドワナ植物群が産出する。動物群も同様で、現在でも肺魚などこの超大陸独特の動物が南半球に生息している。超大陸を復原してみると、造山帯などの地質構造がよく連続し、岩石の放射年代もつなぎ目でよく一致する。

 ゴンドワナ大陸の地史は次のようにまとめられる。約3億5000万年前には一つの超大陸パンゲアが存在していた。パンゲアは北半球のローラシア(ユーラメリカ)とゴンドワナに分かれていて、両者の間の海がテチス海である。1億8000万年前になると、アフリカ‐南米地塊、南極‐オーストラリア地塊、インドに三分され、大西洋が開き始め、インドは北進を始めた。その後、南極とオーストラリアが分離し、インドはユーラシアと衝突してヒマラヤ山脈が形成された。

[岩松 暉 2016年2月17日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ゴンドワナ‐たいりく【ゴンドワナ大陸】
古生代後期から中生代にかけて、南半球にあった超大陸。その後分断と移動により、現在のインド、アフリカ、南アメリカ、南極大陸、オーストラリアなどが形成されたと考えられている。グロッソプテリスなどを含む植物化石群で特徴づけられる地層が共通に分布する。オーストリアの地質学者ジュースが命名し、ドイツの気象学者ウェゲナーが大陸移動説によって説明した。

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