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ゴーイング・コンサーン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ゴーイング・コンサーン
going concern
継続企業ともいわれ,企業活動は永続するものとする企業会計の重要な仮定。近代企業の活動は中世の「一航海が一企業」であるような短期的冒険企業活動と異なり,永続的な生命を有するとするものである。現実にはしばしば破産,清算および解散などによりその生命を終える企業がみられるが,大多数の企業はその活動を永続的に続ける目的で維持されていることも事実である。そこで企業活動は永続するという仮定を設けることは一般に妥当なことと認められる。このような仮定が特に必要なのは企業会計の基本的なメカニズムの決定に関してである。すなわち解散を前提とする場合は企業の所有する財産の売却価値の把握と表示が特に重要となるが,継続を前提とする場合は所有財産は通常売却することなく,長期的に使用したのちに廃棄する。したがって財産の売却価値の把握や表示はそれほど重要でなく,むしろ企業が倒産によってその活動を停止するような事態が起るか否かが問題で,そのために企業の収益力,支払能力が問題となる。いずれにしても現在の企業会計はゴーイング・コンサーンを前提としてフレームワークが組立てられている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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会計用語キーワード辞典

ゴーイング・コンサーン
企業の存続可能性のことをゴーイング・コンサーンと呼びます。ゴーイング・コンサーンに重要な疑いが出た場合は、経営者は情報の開示義務がある。企業は、永遠に続くことを前提に作られているためこのゴーイング・コンサーンが崩れると財務諸表を作成する意味がなくなる。重要な疑いが出るときというのは・・・売上高の著しい減少や継続的な営業キャッシュ・フローのマイナスなど。

出典:(株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」

日本大百科全書(ニッポニカ)

ゴーイング・コンサーン
ごーいんぐこんさーん
going concern
継続企業と訳されることもある。特定者への従属から離れて自主化した状態にある企業のもつ永続的な独自性をさす。現代の発展した大企業は、それを構成している人間(とくに経営者)、形式的所有者(株主など)、その他の利害関係者とは別個の実体を形成し、一定の社会的機能(生産など)を遂行する一種の制度と化している。それは、企業を構成する人間の意思とは別個の、それ自体の意思(目的、理念、準則など)をもち、それを構成する人間の出入りに関係のない、それ自体の生命をもって、制度を維持、発展させる自己充実活動を営んでいる。企業のもつこのような永続的独自性を、ゴーイング・コンサーンといい、特定者への従属から離れて自主化した状態と理解される。[森本三男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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