@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ゴータ綱領【ゴータこうりょう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ゴータ綱領
ゴータこうりょう
Gothaer Programm
1875年にドイツ社会民主労働党 (アイゼナハ派) と全ドイツ労働者協会 (ラサール派) とがドイツ中部のゴータにおいて発表した綱領。この起草にあたっては,両派主張が平等に採用された。すなわち政治的主張においてはアイゼナハ派の考えをとり,社会的経済的要求においてはラサール派の見解を採用した。だが全般的にみると,ラサール主義のほうが強くにじみ出ていた。このため F.エンゲルスは『ゴータ綱領批判』においてきびしく批判した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ゴータこうりょう【ゴータ綱領】
1875年5月,全ドイツ労働者協会(ラサール派)と社会主義労働者党(アイゼナハ派)がドイツのゴータ市で合同大会を開いて採択した綱領。それに基づいて両派はドイツ社会民主労働者党へと発展解消し,その後のドイツ社会民主党の発展の基礎が築かれた。アイゼナハ綱領に比べ,マルクス的な発想が後退し,〈反動的集団〉〈賃金鉄則〉といったラサール派の用語がいっそう目だつ。当面の要求としては,普通選挙法の導入など,それまでの運動から受け継いだもの14項目が列挙されている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ゴータこうりょう【ゴータ綱領】
1875年、全ドイツ労働者総同盟(ラサール派)と社会民主労働者党とがゴータ市で合同大会を開き、ドイツ社会主義労働者党を結成した際に採択された綱領。マルクスによって、労働者階級の政治権力獲得のための闘争を放棄したものと批判を受けた。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ゴータ綱領
ごーたこうりょう
Gothaer Programmドイツ語
1875年5月、ドイツ中部ゴータGothaで全ドイツ労働者協会(ラッサール派)と社会民主労働者党(アイゼナハ派)との合同大会が開かれ、ドイツ社会主義労働者党(のちにドイツ社会民主党と改称)が結成された際、採択された綱領。前文で、あらゆる合法的な手段を用いて自由な国家と社会主義社会のために努力することをうたっていたが、同時に、マルサスの思想を前提とする「賃金鉄則」の廃棄や、国家補助による生産協同組合の設立などが掲げられていたため、マルクスは草案の段階からこれをラッサール派への譲歩として厳しく批判した。メーリングによれば、マルクスの批判は、草案が両派の理論的見解を忠実に反映していることを誤認した結果であるとされたが、その後、労働運動が発展するに伴い、同綱領は91年、エルフルト綱領にかえられた。[松 俊夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社世界史事典 三訂版

ゴータ綱領
ゴータこうりょう
Gothaer Programm
1875年,ドイツ社会主義者のラサール派とアイゼナハ派がゴータ市でドイツ社会主義労働者党を結成したときの綱領
国家主義的社会運動を考えるラサール派とマルクス主義を奉ずるアイゼナハ派が合体したため,綱領にもラサール派の主張が妥協的に採用され,マルクスらの批判にあった。ドイツ社会民主党と改称するにあたり,1891年にはエルフルト綱領が採用された。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゴータ綱領」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ゴータ綱領の関連情報

関連キーワード

フランス共和国憲法国民議会チャイコフスキー(Pyotr Il'ich Chaykovskiy)ジェームズトンガ貿易銀ポピュリスト党ロダンワッパ一揆ゴシケビッチ

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation