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サボテン科【サボテンか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

サボテン科
サボテンか
Cactaceae
双子葉植物サボテン目の1科。新大陸熱帯の乾燥地を中心に北アメリカのコロラド州から南アメリカ南端のパタゴニアまで,また,一部はアンデス山脈の標高 4000mをこえる高地にまで分布している。旧大陸では例外的にアフリカに1種が知られる。乾燥適応のため多肉化した茎は柱状,円板状,紐状,球状などをなし,針に変形した葉とともに特異な外形を示すが,例外的に葉状の緑葉をもつモクキリン属 Peireskiaなどもある。花は通常単生し,両性花で放射相称形,多数の花弁とおしべがあって美しい。めしべの子房は下位で,熟すと球形の液果となり,内壁に多数の種子をつける。この果実を食用とするもの (Opuntia tunaなど) もある。種類数は多く 50~150属 2000種にも分けられる。分類には諸説があるが,ハシラサボテン亜科 (Cereus属など) ,ウチワサボテン亜科 (Opuntia属など) ,およびコノハサボテン亜科 (Peireskia属など) に大別するのが普通である。 (→サボテン )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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