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サンド

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

サンド
Sand, George
[生]1804.7.1. パリ
[没]1876.6.8. ベリー,ノアン
フランスの女流作家。本名 Amantine Aurore Lucile Dupin,baronne Dudevant。 18歳でデュドバン男爵と結婚したが別居し,2人の子をベリーに残して J.サンドーとともにパリに出た。友人のすすめで新聞小説を試み,『アンディアナ』 Indiana (1832) で成功。パリ時代のショパンやミュッセとの恋愛は有名。 1848年二月革命後には少女時代を過したベリーに帰り,「ノアンの奥方」として新しい世代の作家たちに慕われて生涯をおくった。サンドの文学は4つの傾向に大別される。第1期はルソーの影響が濃い理想主義とロマンティシズムにあふれた『アンディアナ』や『モープラ』 Mauprat (37) の時期,第2期は人道的社会主義小説『アンジボーの粉屋』 Le Meunier d'Angibault (45) などの時期,第3期は田舎の情景を素朴に語る『魔の沼』 La Mare au diable (46) ,『愛の妖精』 La Petite Fadette (49) などの「田園小説」の時期,第4期は静謐な老境に達したサンドがわが子のように愛した大衆に呈した『ジャン・ド・ラ・ロシュ』 Jean de la Roche (60) やサンドの作品中最高の傑作ともいわれる『自叙伝』 Histoire de ma vie (54~55) の時期である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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サンド
Sandoz Ltd.
スイスの大手医薬品メーカー。 1886年ケルン・アンド・サンドとして創業し,95年にサンドとして設立された。医薬品と染料主体の化学品で成長。 1950~60年代に南アメリカ,アジアなどに進出し,世界 55ヵ国に生産・販売会社,80ヵ国以上に販売網をもつ。 96年には同じスイスの医薬品・化学品メーカーのチバ・ガイギーと対等合併し,新会社ノバルティスとなった。同時に,医薬品,農薬,栄養食品にを絞った事業展開をはかり,建設用特殊化学品部門を分離独立した。日本の両支社も同時に組織の統合を行い,ノバルティスグループを統括するノバルティスジャパン,医薬品部門のノバルティスファーマ,農薬部門のノバルティスアグロ,コンタクトレンズなど眼科専門のチバビジョン,種子類を扱うノバルティスシードの5社を設立した。

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デジタル大辞泉

サンド(George Sand)
[1804~1876]フランスの女流小説家。本名、オーロール=デュパン(Aurore Dupin)。ロマン主義的作風のあと空想的社会主義の影響を受ける。のち田園小説童話を書いた。ミュッセショパンとの恋愛は有名。作「アンディアナ」「魔の沼」「愛の妖精」など。

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サンド(sand)
」に同じ。

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サンド
サンドイッチ」の。「カツサンド」「野菜サンド

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デジタル大辞泉プラス

サンド
ゲームソフト、アニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター。ねずみポケモン、「じめん」タイプ、高さ0.6m、重さ12.0kg。特性は「すながくれ」、かくれ特性は「すなかき」。後に「サンドパン」に進化する。

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世界大百科事典 第2版

サンド【George Sand】
1804‐76
フランス・ロマン派の代表的女流作家。本名Aurore Dupin,baronne Dudevant。18歳で結婚するが数年で破綻。1831年に単身パリに出,恋人ジュール・サンドー共著で小説を刊行した後,男名ジョルジュ・サンドを筆名にして文壇で活躍した。サンドは,ミュッセやショパンらとの恋愛,共和主義者や社会主義者との交際,二月革命での人道主義的な活躍など,40歳代半ばまで波乱に富んだ生活を送った。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

サンド
さんど
George Sand
(1804―1876)

フランスの女流作家。本名オーロール・デュパンAurore Dupin、結婚後はデュドゥバン男爵夫人baronne Dudevant。筆名は語源的に「農民」を意味するジョルジュと、文壇にデビューした当時の愛人で共同執筆者サンドーに由来する。1804年7月1日パリに生まれたが、父方の祖母の領地ベリー地方ノアンで育ち、作家生活に入ってパリ暮らしをするようになってもノアンはつねに「故郷」の地であった。父は王家の血を引く軍人、母は小鳥屋の娘という、いわば不つり合いな結婚から生まれ、波瀾(はらん)の生涯を送る。4歳で父の事故死、続いて階級も好みも異なる祖母と母の確執、母との離別などの幼時体験のなかで、平等への願い、愛を追い求める傾向を強めてゆくとともに、唯一の憩いを田園にみいだす。18歳で結婚するが、粗野で知的にも劣った夫に失望、2人の子がありながら別居、作家として自立しつつ「愛の遍歴」を重ねる。なかでもロマン派の詩人ミュッセとのベネチア行き、作曲家ショパンとのマジョルカ島行きが名高い。十指に及ぶ愛人たちとの「事件」は既存の道徳とまったく相いれないものであったが、サンドにしてみれば、真の愛を求めて行動した結果にすぎない。

 作家としては多産で、小説70余編、劇作品20余編、数百編のエッセイ類のほか、3万通に及ぶ書簡を残した。その作家活動は通常4期に分けられる。第1期はフェミニスム(女権拡張)を基調とする時期で、『アンディアナ』(1832)、『レリア』(1833)、『モープラ』(1837)など。第2期はラムネやピエール・ルルーPierre Leroux(1797―1871)らの社会主義運動に共鳴した時期で、『フランス遍歴の修業職人』(1840)、『アンジボーの粉挽(ひ)き』(1845)など。またこの時期に音楽的素養と神秘主義的傾向を生かした大作『コンスュエロ』(1842~43)がある。第3期は共和主義への夢と農民への愛を作品化したいわゆる田園小説の時期で、『魔の沼』(1846)、『棄(す)て子フランソワ』(1847)、『愛の妖精(ようせい)』(1848)、『笛師のむれ』(1853)など、彼女の才能がもっとも発揮された分野である。第4期は1848年の二月革命に託した共和主義政治への夢破れたのち、「ノアンの奥方」として暮らした時期で、自伝『わが生涯』(1854)、『田舎(いなか)の伝説集』(1858)、孫娘たちに献(ささ)げた『おばあさまのお話』(1873~75)などがある。晩年はフロベール、ツルゲーネフらと友情を結び、「自然」を学んで自分を超えてゆく境地を獲得するに至った。76年6月8日没。

[大崎明子]

『杉捷夫訳『アンヂアナ』『魔の沼』(岩波文庫)』『アンドレ・モロワ著、河盛好蔵・島田昌治訳『ジョルジュ・サンド』(1954・新潮社)』『長塚隆二著『ジョルジュ・サンド評伝』(1977・読売新聞社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

サンド
〘名〙 「サンドイッチ」の略。多く、他の語と複合して用いられる。「ハムサンド」「野菜サンド」など。

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サンド
〘名〙 (sand) 砂。多く、他の外来語と複合して用いられる。「サンドペーパー」「サンドバッグ」など。〔外来語辞典(1914)〕

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サンド
(George Sand ジョルジュ━) フランスの女流作家。個人主義的なロマン主義から空想的社会主義の立場に移り、さらに一連の田園小説も発表。代表作、「アンディアナ」「魔の沼」。(一八〇四‐七六

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旺文社世界史事典 三訂版

サンド
George Sand
1804〜76
フランスの女流小説家
ロマン主義的情熱をもって女性解放を強調し,一時社会主義に共鳴して革命運動にも参加した。代表作は『アンディアナ』『』など。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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