@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

シティ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シティ
the City
イギリスの首都ロンドン発祥の地。正式名称はロンドン市 City of London。イングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。グレーターロンドンのほぼ中央部にあり,テムズ川の北岸,川幅がせばまるロンドン橋あたりの北一帯を占める。古くから商業,金融の中心地として知られ,イングランド銀行,マンション・ハウス(ロンドン市長公邸)などがあるほか,主要銀行の本店がほとんどこの地区に集中し,イギリス経済の中枢をなす。このため,「最も重要な 1平方マイル」と呼ばれる。行政的にはグレーターロンドンを構成するほかの 32区と同等の権限をもつほか,中世以来の自治権をもとに独自の市政,警察などをもつ。1666年のロンドン大火焼失,再建されたが,第2次世界大戦のドイツの空襲によって被害を受けた。戦後の復興計画では,建物の高さの制限も解かれたので近代高層ビルによって面目を一新した。そのなかでセント・ポール大聖堂ギルドホール(1411)の古建築は異彩を放つ。面積 2.9km2。人口 7185(2001)。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

シティ
ホンダ(本田技研工業)が1981年から1993年まで製造、販売していた乗用車。3ドアハッチバック。の高いデザインの小型車として人気を博した。派生車種として2ドアのカブリオレもあった。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

シティ【The City】
シティ・オブ・ロンドンThe City of Londonの略。古代ローマ人の植民地として建設されたロンドンの市壁内で,ほぼ1マイル(約1.6km)四方の旧市街。17世紀のアムステルダムに代わって少なくとも第1次大戦期までは,世界の金融,保険,海運情報などの中心として,世界経済を牛耳る立場にあった。第1次大戦をに,ニューヨークウォール街にその地位を譲ったものの,いまもなお,世界の金融・信用市場に占める位置は小さくない。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

シティ
してぃ
City of London
イギリスの首都ロンドンの中心部の一画。テムズ川の左岸(北側)にある。ロンドン市長の直轄下に置かれた特別行政区域。面積約2.7平方キロメートル、人口7186(2001)にすぎないが、歴史的にはロンドン発祥の地で、大英帝国全盛時代には世界の政治、経済の心臓部として栄えた。現在もニューヨークと並ぶ国際金融、保険、海運業の中心で、昼間は60万を超えるビジネスマンや観光客が集まる。歴史は古いが、昔の建物はセント・ポール大聖堂やギルドホールなどを除き、大部分は17世紀の大火や第二次世界大戦の空襲によって消失した。第二次世界大戦後は近代的なビルが林立して昔のおもかげはみられない。中心部のバービカン地区は、再開発されて集合住宅と音楽堂、劇場をもつ新しいシティの顔となった。[井内 昇]

歴史

狭義のシティは、先に説明された中心部の一画をさすが、この地域の発展は、とくに歴史的には広義のシティとしての中世自治都市ロンドン全体とのかかわりが重要である。広義のシティの起源は、市域を画する城壁の築造と市参事会のもとでの自治特権の勅許に求められよう。最古の城砦(じょうさい)はローマ人の手になるが、9世紀末アルフレッド大王がこれを再建し、のちこの東側にウィリアム1世がロンドン塔を建ててシティの守りを固めた。自治都市の特許状が交付されたのはリチャード1世の治世で、1193年に最初の市長選挙が行われた。狭義のシティは、中世を通じての商業の発展がつくりあげた。ハンザ同盟都市の商人は早くも12世紀に姿をみせ、金融の中心ロンバード街はイタリア(ロンバルディア地方)人の銀行が店舗を構えた地区である。しかし、シティの近代化はエリザベス1世による王立取引所の設立(1571)に始まり、イングランド銀行の開設(1694)をもって完成したといえる。[松垣 裕]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

シティ」の用語解説はコトバンクが提供しています。

シティの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation