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シナリオ【しなりお】

デジタル大辞泉

シナリオ(scenario)
映画・テレビなどの脚本。場面の構成や人物の動き・せりふなどを書き込んだもの。台本。
計画を実現するための筋道。「連立政権へのシナリオ

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

シナリオ【scenario】
16世紀イタリアの即興喜劇コメディア・デラルテで,筋の運びや俳優の役割などを書いた覚書が最初に〈シナリオ〉と呼ばれたものであったといわれるが,今日では例えば計画的な犯罪陰謀のたくらみなどに対しても〈シナリオを書く〉といった表現が一般的に使われるようになっており,その意味での〈シナリオ〉の語源は,建築の設計図や青写真,あるいは音楽の楽譜にたとえられる映画のシナリオにあるものと考えられる。英語ではfilm script,あるいはscreenplay

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

シナリオ【scenario】
映画・テレビの脚本。

出典:三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シナリオ
scenario; screenplay
映画およびテレビ用脚本のこと。ヨーロッパ,アメリカではスクリプトまたはコンティニュイティと呼ばれるように撮影台本に近い形をとり,カメラの位置,角度,画面の大きさなどをも書込んだ詳細なものが多い。日本のシナリオ形式は,シーン別に分けた人物のせりふとト書きが主となっている。このため実際の撮影にあたってはコンテ (撮影用台本) が用いられる。したがってシナリオと完成作品とが大きく違ってくることもある。また,即興演出を好む監督にあっては筋書程度のシナリオですませてしまう人も多い。古典的シナリオ作法は戯曲の作法に負うところが大きい。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

シナリオ
しなりお
scenario
映画の脚本、台本。古くはラテン語のscena(舞台、場面)から派生したことばで、イタリア語からの外来語。演劇やオペラの場面(シエーナ)をつないだ筋書きの意味で使われていたのが、映画用語へ転じて使われるようになった。ただし、英語ではスクリーンプレイscreenplayまたはスクリプトscriptが一般的である。
 映画史初期の作品は物語よりも見世物性(アトラクション)を中心にごく短い映像を見せるだけのものであったが、しだいに一連の場面転換と人物の登退場、字幕による説明やせりふを含んだ筋書きめいたものが必要になってきた。映画が長尺化し、物語が複雑になるにつれて、その筋書きめいたもの、すなわちシナリオも洗練され、書き方も詳細になっていく。この詳細なシナリオ、つまり演出、撮影、編集などの役割が物語とともに文字化されたシナリオは、英語ではコンティニュイティcontinuity、シューティング・スクリプトshooting-script、フランス語ではデクパージュdcoupageなどとよばれ、撮影用台本として使われるようになった。欧米ではシナリオや撮影用台本の使用はかなり早くから始まっているが、日本で一般化するのは1920年代に入ってからである。それまでは監督のメモ程度のものでしかなく、むしろ弁士のための説明用台本のほうが重視された。1910年代後半からシナリオの必要性を説いた人に帰山教正(かえりやまのりまさ)がいる。アメリカ流のショット本位のコンティニュイティ形式を手本とした彼の『生の輝き』(1918)はシナリオが残されており、サイレント時代の日本映画のシナリオはこの形式を踏襲したものが多い。トーキー時代になると、戯曲や文芸作品を手本に各国で優れたシナリオライターが輩出するようになり、1930年代フランス映画のように、シナリオ優位の映画国も現れた。日本ではこのころから、現在活字で一般の目に触れるシナリオの形式へ、すなわちシーン本位で、場面の多い戯曲に近い形式へと変わった。
 シナリオは戯曲と異なり、読まれるテキストとしての独立性が薄いので、「シナリオは文学たりうるか」という論争がかつて行われたこともある。しかし、シナリオは映画に必要不可欠の要素というわけではない。シナリオを重視する監督もいれば、重視しない監督もおり、記録映画などのようにかならずしも必要としないジャンルもある。それでも劇映画全体に占めるシナリオの役割が大きいことに変わりはない。なお、小説などの原作によらない書き下ろしをオリジナル・シナリオという。[岩本憲児]
『野田高梧著『シナリオ構造論』(1952・宝文館出版、1976・改訂新版) ▽『日本シナリオ文学全集』全12巻(1955~1956・理論社) ▽新藤兼人著『シナリオの構成』(1959・宝文館、1978・改訂新版) ▽『日本映画・シナリオ古典全集』全6巻(1965~1966・キネマ旬報社) ▽『日本シナリオ大系』全6巻(1973~1979・映人社) ▽飯島正著『映画のなかの文学 文学のなかの映画』(1976・白水社) ▽田山力哉著『日本のシナリオ作家たち 創作の秘密』(1978・ダヴィッド社) ▽新藤兼人著『日本シナリオ史』上下(1989・岩波書店) ▽谷川義雄編『シナリオ文献』増補改訂版(1997・風濤社) ▽新井一著『シナリオ作法入門――発想・構成・描写の基礎トレーニング』(2010・映人社) ▽『年鑑代表シナリオ集』各年版(1953~1958・三笠書房、1960~1988・ダヴィッド社、1989~2002・映人社、2003~・シナリオ作家協会)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

シナリオ
〘名〙 (scenario)
① 演劇、映画、テレビの各場面の情景や、その進行、俳優のせりふ、動作などを記し、演出・撮影・編集の基礎となる台本。脚本。スクリプト。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
※古川ロッパ日記‐昭和九年(1934)九月四日「シナリオもいいが、フランク・キャプラってリアリストの監督に参った」
② 転じて、物事の計画や筋書、成りゆきや結果などを解説したもの。「事件のシナリオ」「演習のシナリオ」「首相交代劇のシナリオ」

出典:精選版 日本国語大辞典
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