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シネコン【しねこん】

知恵蔵

シネコン
1施設内に5つ以上のスクリーンを備え、複数の映画を同時に上映できる複合型映画館。国内の映画館にある2926スクリーン(2005年12月末現在)の約67%に当たる1954スクリーンをシネコンが占める乱立時代となっている。シネコンの国内第1号を、ワーナー・マイカルが神奈川県海老名市に開館したのは1993年だった。ショッピングセンターなどの商業施設内にテナント入居することで初期投資を抑制、併せて集客の相乗効果が期待できる。そのため90年代末以降、シネコン開館ラッシュが起こり、05年5月、最後のシネコン空白県だった宮崎県内に開館したことで、シネコンの全都道府県への進出が完了した。シネコン誕生当初は郊外中心に展開していたが、2000年以降は都心にも進出。神奈川・愛知両県では全国最多の17施設を数えるようになり、地域によっては近隣シネコン同士で客を奪い合うようになった。既存館を閉館に追いやり成長してきたシネコンだが、05年3月には初めて埼玉県で閉館。シネコン淘汰の時代の到来に、各施設は集客を競うべくサービス強化に力を注ぐようになった。設備面では、座席にリクライニング機能やフロントテーブルを設置。映画の迫力を体感できるように、音響に合わせて振動する座席も登場。サービス面では、赤ちゃん連れに配慮して音量を抑えた「ママズ・クラブ・シアター」を定期的に開催。パソコンや携帯電話で予約する「オンライン・チケット・サービス」や、補聴器対応アダプターの貸し出し制度を導入。さらに興行面でも、デジタル対応の映写機を設置し、歌舞伎などの演劇や音楽ライブ、スポーツ観戦など映画以外の映像を上映するシネコンも登場している。
(宮本治雄 映画ライター / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

シネ‐コン

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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