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シャウディン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シャウディン
Schaudinn, Fritz
[生]1871.9.19. レーゼニンケン
[没]1906.6.22. ハンブルク
ドイツの微生物学者。 1894年ベルリン大学で学位取得。同大学講師 (1898) を経て,ベルリンの帝国衛生院原生動物学部長 (1904) 。アメーバ赤痢の病原体である Entamoeba histolytica (赤痢アメーバ) と無害な類縁種 E.coliを初めて区別し,1904年に赤痢アメーバを自分のからだに感染させて発病に成功,05年には梅毒病原体を発見してスピロヘータ・パリダ命名 (現在はトレポネーマ・パリドゥムという) するなど,病原虫の研究を通して,原生動物学の確立に寄与した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

シャウディン【Fritz Richard Schaudinn】
1871‐1906
ドイツの原生動物学者。1905年に皮膚科学者ホフマンE.Hoffmannとともに梅毒の病原体スピロヘータ・パリダSpirochaeta pallidaを発見したことでとくに知られる。東プロイセンに生まれ,ベルリン大学で動物学を学ぶ。卒業後,病原性原虫類の研究に従事,熱帯赤痢がアメーバEntamoeba histolyticaでおこることを証明したほか,マラリアについても知見を得た。1905年3月3日,ホフマンが病巣より得た材料からスピロヘータを発見(のちTreponema pallidumと称する)し公表した。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

シャウディン
しゃうでぃん
Fritz Schaudinn
(1871―1906)
ドイツの動物学者。ベルリン大学で動物学を学ぶ。卒業後、いろいろな大学、研究所を転々として研究し、その業績が認められて1906年にハンブルクの航海・熱帯衛生研究所の原生動物研究部門の部長になったが、同年6月若くして死亡した。赤痢アメーバと無害の大腸アメーバ、アフリカ睡眠病、マラリア病およびコクシジウム症(家畜などの下痢)の病原虫の形態、増殖、生活史に関する研究はどれも国際的な名声を博した。とくに梅毒の病原体(細菌)の発見(1905)は著名である。ほかに、自由生活のアメーバ、有孔虫、タイヨウチュウ類の分類、核、生理などについても研究した。1902年に原生生物の専門誌『原生生物学論叢(ろんそう)Archiv fr Protistenkundeを創刊した。これは現在も刊行されている。[片島 亮]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

シャウディン
(Fritz Schaudinn フリッツ━) ドイツの動物学者。原生動物、特に病原性原虫類の研究に一生を捧げた。梅毒病原体であるスピロヘータの一種トリポネマ・パリダムを発見。(一八七一‐一九〇六

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