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シュライデン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シュライデン
Schleiden, Mathias Jakob
[生]1804.4.5. ハンブルク
[没]1881.6.23. フランクフルトアムマイン
ドイツの植物学者。 T.シュワンとともに細胞説を唱えた。ハイデルベルク大学で法律を学び (1824~27) ,ハンブルクで弁護士になったが,のち植物学に転じ,イェナ大学教授となる (50) 。分類を中心としていた当時の植物学の風潮に反発し,顕微鏡を用いて植物の構造を研究。『植物の発生に関する研究』 Beiträge zur Phytogenesis (38) を発表し,植物体の基本単位は細胞で,これは独立の生命を営む微小生物であるという考えを明らかにした。彼は R.ブラウンの発見した細胞核に注目し,細胞核を細胞の幼形とみなし,これが成長して新しい細胞になると考えて,細胞の増殖を説明した (後年,R.フィルヒョーらによってまちがいであることが指摘された) 。シュライデンは,C.ダーウィンの進化論を受入れた最初のドイツ人生物学者の一人であった。 1863年より,エストニアのドルパト大学の植物学教授となった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

シュライデン(Matthias Jakob Schleiden)
[1804~1881]ドイツの植物学者。シュワンと協力して、生物の細胞説を提唱した先駆者。著「科学的植物学」。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

シュライデン【Matthias Jakob Schleiden】
1804‐81
ドイツの植物学者。はじめは法律を学び弁護士を開業したが,激情的な性格のため成功せず,ピストル自殺を図ったが未遂に終わり,29歳で自然科学へ転向した。1838年《植物発生論》を発表,植物体の構成要素は細胞であり,細胞は独自の生命を有するという考え(細胞説)を明らかにした。彼の細胞説はT.シュワンによって完成されたが,両者とも細胞形成については誤った見解を示した。 主著《科学的植物学概要Grundzüge der wissenschaftlichen Botanik》(1843完成)は,細胞を基盤に置いた教科書であり,その後の植物学教科書の典型となった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

シュライデン
しゅらいでん
Matthias Jakob Schleiden
(1804―1881)

ドイツの植物学者。ハンブルクに生まれる。法律を学んで弁護士を開業したが、性格的にこの仕事になじめず、自殺を図ったが未遂に終わり、29歳で自然科学に転じた。1838年に発表した論文「植物の発生について」は、植物体の構成要素は細胞で、細胞こそ生命の単位であるという考えを明らかにしたものであり、シュワンとともに細胞説の提唱者として有名である。しかし細胞形成の仕組みについては誤った考えを有していた。主著『科学的植物学概要』(1843)は細胞に基盤を置いた新しい型の植物学教科書であり、発生学的な見方を重視し、分類・記載を中心とする従来の植物学を痛烈に批判している。

[檜木田辰彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

シュライデン
(Matthias Jakob Schleiden マティアス=ヤーコプ━) ドイツの植物学者。初期の近代的植物組織学者で、シュワンとともに細胞説を唱えた。著書「科学的植物学概要」「植物とその生活」など。(一八〇四‐八一

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