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シュレーゲル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シュレーゲル
Schlegel, August Wilhelm von
[生]1767.9.8. ハノーバー
[没]1845.5.12. ボン
ドイツの批評家,翻訳家,東洋語学者。弟の F.フォン・シュレーゲルとともにロマン主義運動の指導者。シェークスピアの韻文訳 (1797~1810) で知られる。ゲッティンゲン大学で神学,古典語を学んだ。 1796年イェナ大学講師,98年助教授,同年弟とともに雑誌『アテネーウム』 Das Athenäumを創刊し,ロマン主義芸術運動を展開した。ベルリンで『文学と美術』 Über schöne Literatur und Kunst (01~04) ,ウィーンで『劇芸術と文学』 Über dramatische Kunst und Literatur (09~11) を講義,1804年スタール夫人と知合い,外国を旅行,18年ボン大学東洋語学教授。博識をもって鳴り,外国文学,特にシェークスピア,ダンテ,カルデロンの翻訳紹介に努めた。

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シュレーゲル
Schlegel, Friedrich von
[生]1772.3.10. ハノーバー
[没]1829.1.12. ドレスデン
ドイツの文学史家,詩人,批評家,哲学者。 A.W.フォン・シュレーゲルの弟で,ともにロマン主義芸術運動の指導者。ゲッティンゲン,ライプチヒで法律,哲学,古典語学を学んだ。最初,ギリシア・ローマの古典文学,ゲーテを研究し,古典主義の立場から出発したが,のちシラーとの離反,フィヒテの哲学の影響,ベルリン,イェナでの芸術家,女流文学者たちとの交流を経て,ロマン主義の立場に立った。理論的には「古典的」に対して「ロマン的」の概念を明確にし,古典主義に対してロマン主義を近代芸術観として基礎づけた。また,ロマン主義の詩の特質として「イロニー」を指摘し,「ロマン的イロニー」という独特の情調に注目した。 1802年パリで東洋語学・文学を研究,08年カトリックに改宗,のち政治に接近し,反動的立場に立った。主著,小説『ルチンデ』 Lucinde (1799) ,比較言語学的研究『インド人の言語と知恵』 Über die Sprache und Weisheit der Inder (1808) 。

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シュレーゲル
Schlegel, Johann Elias
[生]1719.1.17. マイセン
[没]1749.8.13. デンマーク,ソーレー
ドイツ啓蒙主義の劇作家,評論家。 A.W.v.シュレーゲル,F.v.シュレーゲル兄弟の叔父。雑誌『ブレーメン寄与』の同人。シェークスピアの紹介者として知られる。悲劇カヌート』 Canut (1746) ,喜劇『沈黙の美女』 Die stumme Schönheit (47) などは,のちにレッシングに称賛された。

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デジタル大辞泉

シュレーゲル(Schlegel)
(August Wilhelm von~)[1767~1845]ドイツの批評家。の兄。弟らと「アテネーウム」誌を刊行、ロマン主義理論の基礎を築いた。シェークスピアの翻訳でも活躍。著「劇芸術および文学関係講演集」。
(Friedrich von~)[1772~1829]ドイツの批評家・哲学者・言語学者。の弟。初期ロマン主義の理論的指導者。また、サンスクリットの比較言語学的研究でも知られる。論文「インド人の言語と知恵」、小説「ルチンデ」。

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世界大百科事典 第2版

シュレーゲル【Friedrich Schlegel】
1772‐1829
ドイツ・ロマン派の創始者。ハノーファーに生まれる。卓越した文芸批評家,文学史家,哲学者であり,その批評の方法論によって近代の解釈学の始祖ともいわれる。古典文学の研究から出発し,ドレスデン大学在学中(1794‐96)ギリシア文学に関する一連の論文を書く。ギリシア文学の客観性・自然性を文学の規範とし,主観的・悟性的な近代文学に対置したが,しだいに近代文学に内在する哲学的精神に注目,近代の悟性的思惟の成果であるフィヒテの観念論,スピノザ哲学における神に対する知的愛などを根拠にして,ロマン主義文学論を構築。

出典:株式会社平凡社
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シュレーゲル【Johann Elias Schlegel】
1719‐49
ドイツの劇作家。今日では忘れ去られているが,その作品は,1740年代から70年代にかけては,ドイツの劇場の代表的なレパートリーであった。代表作は,デンマーク王クヌット(カヌート)と野心家ウルフォの対立を描いた悲劇《カヌートCanut》(1746)である。思想的には啓蒙主義を基盤にしながら,ゴットシェートとは違って演劇の娯楽性を強調し,ドイツ独自の新しい演劇の確立を主張した。【岩村 行雄】

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大辞林 第三版

シュレーゲル【Friedrich von Schlegel】
1772~1829) ドイツの哲学者・評論家・言語学者。雑誌「アテネウム」を創刊し、ロマン派を理論的に指導。小説「ルチンデ」、比較言語学の業績「インド人の言語と英知について」など。

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精選版 日本国語大辞典

シュレーゲル
[一] (August Wilhelm von Schlegel アウグスト=ウィルヘルム=フォン━) ドイツの評論家。弟フリードリヒと共にロマン派機関誌「アテネーウム」を創刊、またシェークスピアを翻訳するなど、ドイツ前期ロマン派文学運動の中心をなした。主著「劇芸術および文学に関する講話」。(一七六七‐一八四五
[二] (Friedrich von Schlegel フリードリヒ=フォン━) ドイツの哲学者、評論家。ウィルヘルムの弟。前期ロマン派解散後、サンスクリットを研究、「インド人の言語と知恵について」を著わし、ヨーロッパにおける東洋学の基礎を確立。晩年には独自のキリスト教的実存哲学を展開。(一七七二‐一八二九

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