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シュロ(棕櫚)【シュロ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シュロ(棕櫚)
シュロ
Trachycarpus excelsus; hemp palm
ヤシ科の常緑高木ワジュロ (和棕櫚) ともいう。九州南部原産。現在野生のものはなく,暖地に広く栽植されている。ヤシ科のなかでは最も耐寒性が強いので東北地方まで栽培可能である。枝はなく先端に多数の大型の葉を出す。雌雄異株初夏に穂状花序をなして黄白色の花をつける。若い葉をさらして帽子や敷物などをつくり,幹の鞘部に残る強靭な繊維 (いわゆるシュロ皮) を刷毛 (はけ) などの材料に用いる。本種によく似ていてしばしば栽培されるものにトウジュロ (唐棕櫚) T. wagnerianusがある。中国大陸南部の原産で,全体にワジュロより小型,葉の裏に主脈の一部が葉面から離れて突き出しているので区別できる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

シュロ【シュロ(棕櫚) windmill palm】
通常栽培されるヤシ科の中高木で,高さ10mに達する(イラスト)。耐寒性が強く,北は東北地方まで栽培が可能である。幹は,葉鞘(ようしよう)部が腐って残った黒褐色の繊維,つまりシュロ毛で密に包まれている。葉は円形で掌状深裂し,直径90cmぐらい,裂片は多数で先端は折れて垂れ下がる。初夏のころ,葉の間に,数枚のに包まれた長さ約30cmの肉穂花序を出し,淡黄色の小さい花を多数つける。花は雌雄異株。果実はエンドウ豆大で,扁球形,青黒色に熟する。

出典:株式会社平凡社
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