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ジェット機【ジェットキ】

デジタル大辞泉

ジェット‐き【ジェット機】
ジェットエンジンを推進装置として用いる航空機の総称

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ジェットき【ジェット機 jet plane】
ジェットエンジンを主動力とした飛行機で,プロペラがなく,エンジンに取り入れた空気を後方へ勢いよく噴き出して,その反動で前進する。プロペラがない飛行機の中には,ロケットエンジンを主動力としたものも少数あり,これらはロケット機と呼ばれジェット機とは区別される。ルーマニアのコアンダHenri Coanda(1885‐1972)は,1910年フランスで世界初のジェット機をつくったが,離陸事故で飛行には失敗した。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ジェット機
じぇっとき
jet plane,jet aircraft

タービンエンジンの一種であるジェットエンジンによって推進力を得る飛行機。おもにターボジェット、およびターボファン・エンジンを装備した飛行機をいう。なお、タービンエンジンでプロペラを駆動して推力を得ている飛行機はターボプロップ機といっている。ジェット機には、以下のような特徴がある。

(1)プロペラを使わず、噴出ガスの反動およびそのエネルギーでファンを駆動して推進力を得るので、プロペラを使用する際に遭遇するような音速の障害がなく、音速またはそれ以上の速度で飛行できる。

(2)ピストンエンジンでは強度と重量のかね合いから、エンジン1台当りの出力に限界がある。そこでエンジンの数を増やして対応しようとすれば機体のほうに強度や取り付け場所などの制限があって性能的にも構造的にも行き詰まりが生じるが、ジェットエンジンは出力のわりに小型軽量であるため、こうした制約がなく超大型機の開発が可能である。

(3)プロペラ機に比べて機内の騒音や振動が少ないので、快適性が優れている。

(4)エンジンの取り付け位置を自由に選ぶことができ、機能を重視した型式をつくることができる。

(5)高い高度を飛ぶほど燃料消費率が小さくなるので、高高度飛行に適した装備と構造が必要とされる。

 世界最初のジェット機は1939年に完成したドイツのハインケル178機とされているが、現在では軽飛行機を除く飛行機およびヘリコプターの大部分はジェット機(タービン機)である。

[落合一夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ジェット‐き【ジェット機】
〘名〙 ジェットエンジンによって推進する飛行機。主として、ターボジェットエンジン、ターボファンジェットエンジンを搭載した飛行機をいう。酸素を空気中から取り入れるので、ロケットと異なり宇宙空間の飛行はできない。噴射推進式飛行機。ジェット。
※広場の孤独(1951)〈堀田善衛〉三「生皮をひんめくるようなジェット機の噴射音」

出典:精選版 日本国語大辞典
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