●ジャルダン・デ・プラント
世界大百科事典 第2版
ジャルダン・デ・プラント【Jardin des Plantes】
正しくは〈王立植物園〉ジャルダン・デュ・ロアJardin du Roi。フランス革命後は国立自然史博物館となり今日にいたる。パリの植物園とも呼ばれるが,動物園をももち,また鉱物や魚貝類を含めた動物標本をも多数収集し,同時にまた学術研究機関でもある。 1616年に,フランス国王ルイ13世の侍医ブロスG.de La Brosse(1586ころ‐1641)が建設を申し出,26年に創立の勅令が出た。33年にパリの南東部に用地を得て,35年には勅令によって体制を整え,40年に開園となった。
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