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ジャンル

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ジャンル
genre art
芸術作品の形式,内容に応じる分類をいい,美術の場合,建築,絵画,彫刻はそれぞれが一つのジャンルであり,また絵画では人物画,風景画,静物画風俗画,歴史画などがそれぞれ一つのジャンルをなす。欧米ではジャンルという言葉は特に風俗画 genre paintingをさす場合に用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ジャンル(〈フランス〉genre)
種類。領域。特に、文芸・芸術作品の様式・形態上の分類についていう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ジャンル【genre】
ラテン語ゲヌスgenus(種属)に由来するフランス語で,種類や部類を意味し,生物学をはじめひろく用いられるが,語音をそのまま移しているときは多く芸術のジャンルをさすとみてよい。様式と同視されることもあるが,〈ジャンルの様式〉も正当な論題となる以上,芸術については両概念を区別しなければならない。ジャンルと様式はいずれも芸術作品の理解を深めるに有効とされる類型概念であり,様式が一作品にみられる個性的相貌の類型的性格を語るに対して,ジャンルは客観的に類型的統一をつくる作品群を語る概念である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ジャンル【genre】
部門。種類。特に芸術作品を様式・内容によって区分する場合にいう。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ジャンル
じゃんる
genresフランス語
芸術の部門としての各個別芸術、およびその各個芸術の下位の部門、もしくは種別をいう。このように大きく分けて二つのレベルにまたがる概念であるが、文学や音楽や絵画など個別芸術を芸術ジャンルとよぶ上位のジャンル概念は、芸術という集合的な類概念を前提とするものであるから、この類概念の確立した18世紀後半以後のものである。これとともに、下位のジャンル概念もすべての芸術に一般化し、絵画(歴史画、肖像画、風俗画、風景画、静物画など)や、音楽(声楽曲と器楽曲など)その他についても適用されるようになったが、本来のジャンル概念は文学上のものである。詩、戯曲、小説、あるいはさらに一段下がって詩のジャンルとしての叙事詩、叙情詩などがそれにあたる。
 文学の種類を区別する考えは、媒材、題材、様相の三つの観点より行ったアリストテレスの『詩学』の分類が古典的かつ標準的であるが、ジャンルに相当することばを初めて用いたのはキケロで、文体上の三つの様式を「言い方の種類」genera dicendi(ラテン語)とよんだ。ジャンルと「様式」は近世においても混同されることが多かったが、古典主義理論が調子の統一性を重んじてジャンルの区別を厳格に守ることを要求したために、ジャンルは実体的性格を強めた。そして生物学上の類概念とのアナロジーによって、進化論を適用してジャンルの歴史を研究するブリュンチエールの立場は、そのもっとも徹底したものである。しかし20世紀も後半になると、ジャンルの境界を否定し、まったく新しい芸術形式を開拓することに芸術家の関心が向かうにつれて、この概念もその規範性と重要性を失いつつある。[佐々木健一]
『竹内敏雄著『文芸のジャンル』(1968・弘文堂)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ジャンル
〘名〙 (genre)
① 博物学で「属」のこと。
② 芸術、特に文芸における形態上のさまざまな分類、種類のこと。たとえば詩と散文と戯曲。また、詩のなかでも叙事詩、抒情詩、悲歌、散文や戯曲のなかでも歴史小説、時代劇、風俗小説、悲劇、喜劇など、さまざまに区分される分類のこと。
※芸術の国民的評価と世界的評価(1935)〈勝本清一郎〉「長篇小説と云ふ文学上の一ヂャンルにこそ」
③ (tableau de genre から) (歴史画に対して)風俗画。
外山正一氏の画論を駁す(1890)〈森鴎外〉七「人事画即風俗画の『ジャンル』の名あるは」

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