●ジュネーブ軍縮会議【ジュネーブグンシュクカイギ】
デジタル大辞泉
ジュネーブ‐ぐんしゅくかいぎ〔‐グンシユククワイギ〕【ジュネーブ軍縮会議】



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世界大百科事典 第2版
ジュネーブぐんしゅくかいぎ【ジュネーブ軍縮会議】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ジュネーブ軍縮会議
じゅねーぶぐんしゅくかいぎ
1932年に61か国が参加してジュネーブで開かれた軍縮会議。国際連盟理事会は1925年末に軍縮会議に向けて準備委員会を設置したが、30年12月同委員会は条件付きながら、イギリス・フランス案を中心とする軍縮条約案の概要につき合意に達した。そこで31年1月の連盟理事会の決定に基づき、32年2月から59か国(のち、ドミニカ、イラクが加わり61か国)が参加してこの会議が開催された。しかし、ベルサイユ条約による厳しい軍備制限から免れようとして均等軍備権を主張するドイツと、歴史的な経験からその前提として確固たる安全保障制度の構築を主張するフランスとの対立が障害となって話し合いは進展しなかった。イギリスは再三妥協案を提示したが、33年1月にドイツにヒトラー政権が誕生、同年日本、ドイツの国際連盟脱退と環境が悪化し、調停の努力は成功しなかった。軍縮会議は34年末以後再開されなかった。
[前田 寿・納家政嗣]
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精選版 日本国語大辞典
ジュネーブ‐ぐんしゅくかいぎ ‥グンシュククヮイギ【ジュネーブ軍縮会議】
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