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ジョン[ソールズベリー]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ジョン[ソールズベリー]
John of Salisbury
[生]1115/1120. サラム(現オールドサラム,ソールズベリー)
[没]1180. シャルトル
パリとシャルトルで活躍したイギリスのスコラ哲学者。ラテン名 Joannes Salesberiensis。小ヨハネ Joannes Parvusと呼ばれる。 1176年シャルトル司教。シャルトル学派に近く,人文学に力を注いだ。キケロに傾倒した彼は懐疑論者ではなく,感覚,理性,信仰の3者を認識の源泉としたが,人知の有限性を知り懐疑論者の謙遜な態度を尊重した。また理論の実践を重視して哲学を神愛と結合した。普遍問題ではアリストテレスの抽象論を土台に概念論的な立場をとった。『政体論』 Policraticus (1159) では神聖な法を中核とする有機体的国家を説き,専制を否定して,のちのスコラ政治論に影響を及ぼした。『超論理学』 Metalogicon (1159) は観察と実験を重視する学問論であると同時に,シャルトル学派を知るに貴重な資料である自伝を含んでいる。また『哲学諸説』 De dogmate philosophorumによって中世最初の哲学史家ともいわれている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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