@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

スクリャービン

デジタル大辞泉

スクリャービン(Aleksandr Nikolaevich Skryabin)
[1872~1915]ロシアの作曲家・ピアノ奏者。ショパンの影響を受けたピアノ曲から出発し、神秘主義思想に基づく独特な色彩をもつ神秘和音を創始。作品は多数のピアノ曲のほか交響曲法悦の詩」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

スクリャービン【Aleksandr Nikolaevich Skryabin】
1872‐1915
ロシアの作曲家,ピアニスト。調性に代わる新しい和声語法をいち早く実現したひとりで,音楽におけるロシア象徴主義の担い手でもある。1888‐92年にモスクワ音楽院に学ぶ。ピアノをG.E.コニュス,N.S.ズベーレフ,V.I.サフォノフに,作曲をタネーエフアレンスキーに学ぶ。最初の作風は西欧的アカデミズムの伝統を受け継ぎ,ショパンの影響を強く受けたものであったが,94年に出版者ベリャーエフの知遇を得,その後数回にわたる西欧旅行を体験する頃から,著しい進境を示し始める。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

スクリャービン【Aleksandr Skryabin】
1872~1915 ロシアの作曲家・ピアノ奏者。神秘主義思想に裏づけられた強烈な色彩感と独特な和声法を特徴とする。一〇曲のピアノソナタ、三つの交響曲、管弦楽曲「法悦の詩」など。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

スクリャービン
Skryabin, Aleksandr
[生]1872.1.6. モスクワ
[没]1915.4.27. モスクワ
ロシアの作曲家。フルネーム Aleksandr Nikolayevich Skryabin。法律家の父とピアニストの母のもとに生まれた。1888年モスクワ音楽院ピアノ科に入学,ピアノを V.サフォノフに,作曲をセルゲイ・タニェエフとアントン・アレンスキーに師事。1898~1903年モスクワ音楽院でピアノを教える。1905年パリに移る。同 1905年アルトゥール・ニキシュの指揮で『神聖な詩』初演。1906年アメリカ合衆国に渡り各地で演奏会を開く。ロシアに戻り 1910年セルゲイ・クーセビツキーとボルガ地方を演奏旅行し,1911年『プロメテウス』を初演。その後,ウィレム・メンゲルベルク,ヘンリー・ウッドらの援助のもとに世界的名声を博した。スクリャービンの和声法にはプロメテウス和音,または神秘和音と呼ばれる 4度の積み重ねでできた和音が使われている。作品はほかに,10曲のピアノ・ソナタ,『法悦の詩』などがある。(→ロシア音楽

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

スクリャービン
すくりゃーびん
Александр Николаевич Скрябин Aleksandr Nikolaevich Skryabin
(1872―1915)
ロシアの作曲家、ピアノ奏者。モスクワの貴族の家系に生まれ、幼少よりピアノに親しんだ。個人的にピアノと作曲を学んだのち、モスクワ音楽院に入学。卒業(1892)後、著名な音楽出版業者ベリャーエフの知遇を受けて、作品の出版と西欧主要都市への演奏旅行を行う。一時母校で教鞭(きょうべん)をとったが、欧米諸国やロシア各地での自作演奏と創作活動に終始し、わずか43歳で没した。作曲家としてはショパンの影響下に出発したが、ニーチェの哲学、さらに神智(しんち)学に傾倒して以来神秘主義の独自の語法を確立、機能和声の枠を超えた20世紀の先駆的音世界をつくりあげた。後年には色、光、香りを加えた総合芸術も構想。10曲のソナタ(第5~10番は単一楽章制をとる)をはじめ、多数のピアノ小品とピアノ協奏曲1曲、『法悦の詩』(1905~08)や『プロメテウス――火の詩』(1908~10)などの管弦楽の大作がある。[益山典子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

スクリャービン
(Aljeksandr Nikolajevič Skrjabin アレクサンドル=ニコラエビチ━) ロシアの作曲家。ピアニストとして出発。リストやワグナーの影響のもとに、印象主義的なピアノ曲や、神秘主義的傾向のつよい「法悦の詩」「プロメテウス━火の詩」などの管弦楽曲を書いた。特に「プロメテウス」で、色と音の総合芸術をめざした色光ピアノの試みをしたことは有名。(一八七二‐一九一五

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

スクリャービン」の用語解説はコトバンクが提供しています。

スクリャービンの関連情報

関連キーワード

牧野省三第一次世界大戦史(年表)チャップリンセネット高校野球アルメニア人虐殺グリフィスデミル(Cecil Blount De Mille)三木露風日本の医学史(年表)

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation