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スコッチウイスキー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

スコッチウイスキー
Scotch whisky
スコットランド産ウイスキー総称であるが,イギリスの法律で「スコットランドにおいて麦芽 (モルト) のデンプン糖化酵素 (ジアスターゼ) によって糖化された (もろみ) から蒸留し,最低3年間詰にして熟成させたもの」と規定されている。粉砕した麦芽を温湯に浸して 54~63℃で糖化させ,この糖化液をろ過して 20℃に冷却,酵母を加えて発酵させ,その発酵液を加熱蒸留して (なら) 製のシェリー酒の空樽に詰めて熟成させる。麦芽を乾燥させるとき泥炭 (ピート) を用いるため独特の薫がある。歴史は比較的に新しく,連合王国成立 (18世紀) 以後とされる。 18世紀後半頃から,特に山岳地帯でウイスキー密造が盛んに行われるようになり,この間に麦芽の乾燥に泥炭を用いる独特の製造法が発達した。 19世紀の後半,フィロキセラ (ぶどう害虫) の蔓延によってワインが著しく欠乏したので,安価なためもあってウイスキーが急激に普及するようになった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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栄養・生化学辞典

スコッチウイスキー
 穀物を主原料として作る蒸留酒で,スコットランドで製造される.糖化には乾燥麦芽を使う.

出典:朝倉書店
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大辞林 第三版

スコッチウイスキー【Scotch whisky】
スコットランド特産のウイスキー。樽たるに三年以上ねかせて熟成させた、こくのある蒸留酒。麦芽を発酵させる前に泥炭(ピート)で乾燥させるので、特有の煙の臭がある。スコッチ。

出典:三省堂
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飲み物がわかる辞典

スコッチウイスキー【Scotch whisky】

イギリス北部のスコットランド産のウイスキー。五大ウイスキーの一つ。イギリスのスコッチウイスキー法ではスコットランドの蒸留所で大麦麦芽を用いて糖化・発酵・蒸留を行い、スコットランドにおいてオーク材の樽で3年以上熟成したものと規定されている。大麦麦芽の乾燥にピート(湿地や浅い沼に水生植物やコケ類が堆積し、炭化してできる泥炭)を用いるため、特有の燻煙(くんえん)香がある。モルトウイスキーグレーンウイスキー、両者を混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーがつくられるが、グレーンウイスキーは主にブレンデッドウイスキーの原酒とされる。◇「スコッチ」と略す。

出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

スコッチウイスキー
すこっちういすきー
Scotch whisky
スコットランド産のウイスキー。スコットランドにおける蒸留の記録は15世紀の終わりごろから現れるが、現在の風味が完成したのは19世紀なかばのことである。スコッチウイスキーは、まずモルトウイスキーとグレンウイスキーというタイプの違ったウイスキーをつくり、両者の特徴を生かしたブレンドによってブレンデッドウイスキーがつくられる。モルトウイスキーは蒸留釜(がま)の構造が単純で、留出アルコール濃度も低いため、エチルアルコール以外に微量ながら数多くの物質を含んでおり、性格もたいへん強く個性豊かである。スコットランドには現在117のモルトウイスキー蒸留所があり、地域的にはハイランド、アイレ、キャンベルタウン、ローランドの四つに大別されるが、ハイランドをさらに細分するとイースタン、スペイサイド、グレンリベット、ノーザン、パースシャー、アイランドの六地区となる。これに対しグレンウイスキーはほとんどローランドでつくられるが、連続式蒸留機を使用するので、14の蒸留所で全モルトウイスキーの1.5倍のグレンウイスキーを生産している。グレンウイスキーは留出アルコール濃度も95%近くと高いので、性格も非常に温和である。実際に市場に出るウイスキーは、ごくわずかのモルトウイスキーのほかはほとんどブレンデッドウイスキーで、数多くのモルトウイスキーにより独自の性格をつくり、グレンウイスキーによって強い性格を和らげ、その銘柄の個性を完成させている。現在ブレンデッドウイスキーとして登録されている銘柄は3000を超えるが、市場のほとんどは100に満たない銘柄で支配されている。[鴨川晴比古]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

スコッチ‐ウイスキー
〘名〙 (Scotch whisky) イギリスのスコットランド地方産のウイスキー。スコッチ。〔食物辞典(1928)〕
※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一八年(1943)一月一二日「このスコッチ・ウィスキーを飲むだけでも、今度の南方旅行は無意味でなかった」

出典:精選版 日本国語大辞典
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デジタル大辞泉

スコッチ‐ウイスキー(Scotch whisky)

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