@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ステロール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ステロール
sterol
ステリンともいう。動植物界に広く存在するステロイドアルコール総称。一般に無色結晶で水に溶けにくく,有機溶媒に可溶。リーベルマン=ブルヒアルト反応 (→リーベルマン反応 ) のような特有の呈色反応を示す。天然ステロールは3位にβ-水酸基をもち,遊離状態,脂肪酸エステルや配糖体の形で存在している。代表的なものとして,動物体のコレステロール,植物体のシトステロール菌類エルゴステロールなどがある。これらのステロールは生体膜の構成成分として重要な役割をもつものと考えられる。ステロイドホルモン系化合物の合成原料として使用される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ステロール(sterol)
ステロイドのアルコールの総称。動植物界に広く分布し、脂質の成分の一。コレステロール・エルゴステロールなど。ステリン

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

栄養・生化学辞典

ステロール
 ステロール骨格をもつ芳香族アルコールの総称.例えばコレステロール.

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

すてろーる【ステロール】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ステロール【sterol】
ステロイドのアルコールの総称。コレステロール・エルゴステロール・シトステロールなどが代表的なもの。動植物の脂質の成分の一つで、生物界に広く存在する。高等動物では細胞の構成分、他のステロイド生合成の前駆体などとして重要。ステリン。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ステロール
すてろーる
sterol
ステリンともよばれる。ステロイドの一種で、なかでも代表的なものである。シクロペンタノヒドロフェナントレン環(ステロイド骨格)をもつアルコールの総称。自然界にみいだされるステロールは、二重結合の位置や側鎖の種類などがすこしずつ異なったものの混合物で、通常、炭素数27から30である。動植物界に広く存在し、高等動物では、脳神経細胞などの脂質中に遊離しているかあるいはエステルなどの誘導体として存在し、構造形成にあずかっているほか、他のステロイドの生合成の前駆体として種々の代謝に関係している。代表的な例としてはコレステロール(C27)、エルゴステロール(C28)などがあり、前者はビタミンD、ホルモン、胆汁酸などの合成の中間体になっている。後者は、シイタケなどの菌類や酵母に含まれ、紫外線照射によりビタミンDの前駆体になる。[飯島道子]
『菅野道広・今泉勝己著『コレステロール』(1986・三共出版) ▽日本生化学会編『新 生化学実験講座4 脂質1 中性脂質とリポタンパク質』(1993・東京化学同人) ▽宮沢陽夫・藤野泰郎編著『脂質・酸化脂肪分析法入門』(2000・学会出版センター)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ステロール
〘名〙 (sterol) ステロイドのアルコールの総称。脂質の一つ。コレステロール、エルゴステロールなど。ステリンとも。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

ステロール
ステロール
sterol

ステリンともいう.3位にヒドロキシ基をもち,炭素数27または29のステロイドの総称.動物,植物界に広く分布し,遊離型,エステル型またはグリコシドとして存在している.動物ステロール(zoosterol),植物ステロール(phytosterol),菌類ステロール(mycosterol)などに便宜的に分類されている.代表的なステロールとして,コレステロールスチグマステロールシトステロールエルゴステロールフコステロールなどがある.多くのものが5または7位に二重結合をもち,その飽和体をスタノールとよぶ.一般に,中性脂質の不けん化物分画から単離され,結晶しやすいが,類似体との混合物であることが多い.完全な分離はカラムまたは薄層クロマトグラフィーで行われ,ガスクロマトグラフィーでその純度をテストできる.5-エン-3β-オールをもつものは,ジギトニンと難溶性のジギトニドをつくる.リーベルマン-ブルヒァルト反応などの呈色反応がある.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ステロール」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ステロールの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation