●ストゥーパ
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ストゥーパ
stūpa
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ストゥーパ【stūpa】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
ストゥーパ
すとぅーぱ
stūpa サンスクリット語
古代インドで土饅頭(どまんじゅう)(覆鉢(ふくばち))型に土を盛り上げた墓。卒塔婆(そとば)などと音写し、パーリ語でトゥーパthūpaといい、塔婆、さらに塔と略す。仏陀(ぶっだ)(釈迦(しゃか))やその弟子など聖者の記念のため、遺骨、遺髪、所持品などを埋めて土を盛り、表面を煉瓦(れんが)や石で固めて構築した。それはしだいに記念塔の性格を帯びるようになり、アショカ王はとくに多数の仏舎利(ぶっしゃり)を納めた仏塔を建設した。現存するものでは、紀元前2世紀ごろにつくられたインド中部のサーンチーの仏塔がとくに有名。
[石上善應]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社世界史事典 三訂版
ストゥーパ
stūpa
サンスクリット語で,卒塔婆と漢訳される。元来,釈迦 (しやか) の遺骨(仏舎利 (ぶつしやり) )を収めたものを礼拝の対象としたのに始まり,仏教寺院の最も重要な建造物となった。塔形は仏教の伝播にともない,時代と地域によって変化発展した。日本の三重塔・五重塔もその一変形。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「ストゥーパ」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●ストゥーパの関連情報