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ストレーチー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ストレーチー
Strachey, Evelyn John St. Loe
[生]1901.10.21. サリー,ギルフォード
[没]1963.7.15. ロンドン
イギリスの政治家,労働党の理論家。 1923年オックスフォード大学在学中に独立労働党に入党。 29年労働党から下院議員に当選したが,31年党を離れ共産党に入党。 39年第2次世界大戦勃発とともに共産党と決別,45年労働党に復帰して下院議員に当選。 46~50年 C.アトリー内閣の食糧相,50~51年陸相などを歴任。『資本主義の危機の本質』 The Nature of Capitalist Crisis (1935) で資本主義の運命と帝国主義についてネオ・マルクス主義的理論を展開。『現代の資本主義』 Contemporary Capitalism (56) でイギリスの議会制民主主義を社会主義への平和的移行を可能にする最善の制度として評価。『帝国主義の終末』 The End of Empire (59) ではレーニンを批判して,資本主義が過度に成熟しても,国民所得を再分配し,国内投資を増加させることによって帝国主義的膨張を抑制できると説いた。

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ストレーチー
Strachey, (Giles) Lytton
[生]1880.3.1. ロンドン
[没]1932.1.21. バークシャー,ハンガーフォード
イギリスの批評家,伝記作家。ケンブリッジ大学卒業後,「ブルームズベリー・グループ」の一員として活躍。 1912年にはすぐれたフランス文学の概説書『フランス文学の里標』 Landmarks in French Literatureを著わし,その後もフランス文学の紹介に努めた。代表的な業績は『ビクトリア朝の名士たち』 Eminent Victorians (1918) ,『ビクトリア女王』 Queen Victoria (21) ,『エリザベスとエセックス』 Elizabeth and Essex (28) などの伝記作品であり,故人礼賛に終始した従来の伝記制作に革命を引起した。彼によって伝記文学の芸術的地位は大いに高められ,しばしばフランスの A.モーロアと併称される。

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デジタル大辞泉

ストレーチー(Giles Lytton Strachey)
[1880~1932]英国の伝記作家。人物の実像を赤裸々に描き出し、伝記文学に新生面を開拓。作「ビクトリア朝の傑物伝」「ビクトリア女王」「エリザベスとエセックス」。

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世界大百科事典 第2版

ストレーチー【Giles Lytton Strachey】
1880‐1932
イギリスの批評家,伝記作家。エリザベス朝以来の名門の出身。ケンブリッジ大学在学当時の友人であるE.M.フォースター,J.M.ケインズらとともにいわゆるブルームズベリー・グループの一員であった。イギリスの伝記文学に新しい感受性を導き入れたことで知られているが,その方法は,第1次大戦後の価値観喪失という精神風土に根ざした鋭利で冷厳な批判の目で対象の偶像性をはぎとることにある。その題材にとり上げられた人物には《ビクトリア朝のお偉方》(1918)のF.ナイチンゲール,ゴードン将軍やビクトリア女王(《ビクトリア女王》1921)などがあるが,嘲笑を秘めた優雅な文体は,彼がフランスの古典劇,心理小説に精通していることから身につけた特徴だろう。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

ストレーチー
[一] (Everyn John Strachey イブリン=ジョン━) イギリスの政治家。労働党から下院議員となり、一時労働党を脱党したが、第二次世界大戦直前復党し、アトリー内閣の食糧相・陸相を歴任。マルクス主義批判の立場に立った。主著「現代の資本主義」「帝国主義の終焉」。(一九〇一‐六三
[二] (Giles Lytton Strachey ジャイルズ=リットン━) イギリスの伝記作家。心理小説の手法を導入した新しい伝記文学を創始。代表作「ビクトリア朝偉人列伝」「エリザベスとエセックス」。(一八八〇‐一九三二

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