@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

セゼール

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

セゼール
Césaire, Aimé
[生]1913.6.26. バスポアント
[没]2008.4.17. フォールドフランス
フランスの詩人,政治家。フルネーム Aimé-Fernand-David Césaire。パリのエコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)に学んだ。1945~2001年(1983~84を除く)フランス領マルティニーク島のフォールドフランス市長を務めるとともに,1946年以来同島代表の国会議員を務めた。パリでレオポルド・サンゴールと出会い,ネグリチュード運動に参加する一方,共産主義やシュルレアリスムの影響を受けた。詩集故国への帰還の手帳』Cahier d'un retour au pays natal(1939)でブルトン称賛を得,『首を切られた太陽』Soleil-cou coupé(1948),『地籍簿』Cadastre(1961)などを出した。『コンゴの一季節』Une saison au Congo(1966)などの戯曲もあり,また黒人解放運動のリーダーとしても著名

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

セゼール(Aimé Césaire)
[1913~2008]西インド諸島、仏領マルティニーク島詩人・政治家。パリ留学中にサンゴールと交わり、ネグリチュード運動のリーダーとなる。1945年にマルティニーク島の中心都市フォール‐ド‐フランスの市長となり、2001年まで務めた。詩「帰郷ノート」、戯曲「クリストフ王の悲劇」、評論「トゥサン=ルーベルチュール」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

セゼール【Aimé Césaire】
1913‐
フランス領マルティニク島の詩人,政治家。フランス植民地主義の同化政策を批判,黒人の文化的・政治的復権を訴えて〈ネグリチュード(黒人性)〉を主唱アイデンティティの回復から解放の思想に至るまでの意識発展のドラマである長詩《祖国復帰ノート》(1939)はブルトンに絶賛された。《植民地主義論》(1955)等による西欧批判と,解放の思想を追求する詩,戯曲等によって,植民地独立の過程でアフリカ人知識人に与えた影響は大きい。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

セゼール【Aimé Césaire】
1913~2008 西インド諸島、仏領マルチニーク島の詩人・政治家。フランス留学中サンゴールと交わり、ネグリチュードに目ざめ多数の詩・評論を発表。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

セゼール
せぜーる
Aim Csaire
(1913―2008)
西インド諸島マルティニーク島の黒人詩人、政治家。植民地本国フランスの文化を強要され「白人のことばによって思考を飲み込まされた」(サルトル)彼は、1931~1939年のパリ留学時代にアフリカ人サンゴールと出会い、自己の内なる「ネグリチュード」(黒人性)を発見、詩的言語を通してこれを解き放そうとする。長編詩『祖国復帰ノート』(1939)、詩集『奇跡の武器』(1946)、戯曲『コンゴの一季節』(1967)、『Moi, laminaire……』(1982)がある。1945年にマルティニーク島の中心都市フォール・ド・フランスの市長となる。当初は共産党に属し、本国への同化を推進したが、1956年離党、1958年マルティニーク進歩党を結成して以降は自治を旗印とする。2001年まで50年以上にわたり市長を務めた。[海老坂武]
『マリーズ・コンデ著、三浦信孝編訳『越境するクレオール マリーズ・コンデ講演集』(2001・岩波書店) ▽エメ・セゼール著、砂野幸稔訳『帰郷ノート 植民地主義論』(平凡社ライブラリー)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

セゼール」の用語解説はコトバンクが提供しています。

セゼールの関連情報

関連キーワード

牧野省三カフカセネットドビュッシーバルカン戦争デトリングチームⅩネグリチュードバルカン戦争バレーボール

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation