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セロハン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

セロハン
cellophane
再生セルロースから製造される透明フィルム。溶解パルプからビスコースをつくり,これを細長いスリット (穴) から凝固浴槽の中へ押出し,水洗いしたのち,グリセリンなどを含む柔軟剤を加えて薄紙状に牽伸してつくる。一般に透明性,機械適性,包装適性,帯電性がすぐれている反面,耐熱性,耐湿性が著しく劣る。セロハン表面を塗被することにより防湿性や耐熱性を改善したものもある。用途は,オーバーラップ,ひねり包装材,ラミネート基材,粘着テープ材など。 (→防湿セロハン )

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

セロハン(〈フランス〉cellophane)
《「セロファン」とも》セルロースを処理して得られるビスコースを細長いすきまから硫酸の凝固液中に押し出して作った、透明で薄膜状のもの。包装紙として使用。もと商標名で、セルロースと透明ののフランス語を合成した名。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

セロハン【cellophane】
ビスコースを酸凝固浴中に押し出してつくられる再生セルロースフィルム。パルプを水酸化ナトリウムでマルセル化してアルカリセルロースとし,次いで二硫化炭素と反応させて,セルロースキサントゲン酸ナトリウムとする。これをアルカリ希薄溶液に溶かしたものがビスコースである。このビスコースをT‐ダイ(T字形の口金)から酸溶液中に押し出すと,セルロースが再生されて凝固フィルムが得られる。第2次世界大戦以前は包装用として多方面に利用されたが,戦後は他にすぐれたプラスチックフィルムが生まれたため,現在ではその吸湿性,透湿性を生かす分野で使用されているにすぎない。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

セロハン【cellophane】
セロファンとも
木材パルプから得たビスコースを狭いすき間から酸性液中に押し出して薄い膜状に固めたもの。グリセリンなどを少量加えて柔軟にし、包装に用いる。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

セロハン
〘名〙 (cellophane)⸨セロファン⸩
① ビスコースを原料とする再生セルロースのフィルム。ビスコースをホッパーから希硫酸または硫安液中に押し出してフィルム状に凝固させ、ロールで連続的に送りながら脱硫、漂白、脱塩、柔軟化、乾燥などを行なってつくる。光沢があり透明性がよく、のりづけ、着色、印刷などが容易。主として包装に用いられる。
※夏の手紙(1937)〈北園克衛〉スカンポ「晴れた空は塗りたての青いエナメルだ ときどき風がセロファンのやうに光る」
② 「セロハンし(━紙)」の略。
※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年(1942)六月一七日「セロファンを貼ったガラス戸も」

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化学辞典 第2版

セロハン
セロハン
cellophane

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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