●タム
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
タム
Tam, Jacob ben Meïr
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タム
Tamm, Igor' Evgen'evich
[没]1971.4.12. モスクワ
ソ連の物理学者。モスクワ大学,エディンバラ大学に学び,モスクワ大学教授 (1927) 。ソ連科学アカデミーのレーベデフ物理学研究所理論部長 (34) 。ソ連科学アカデミー会員 (53) 。 1932年 J.チャドウィックが中性子発見の直後に,原子核は陽子と中性子から成り立つという理論を D.イワネンコとともに提唱。 37年チェレンコフ放射の理論を I.フランクとともに提唱。 58年ノーベル物理学賞を P.チェレンコフ,フランクとともに受賞。ソ連の水爆製造の指導にあたった一方,原子力の平和利用にも腐心した。
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デジタル大辞泉
タム(Igor' Evgen'evich Tamm)
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デジタル大辞泉プラス
タム
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日本大百科全書(ニッポニカ)
タム
たむ
Игорь Евгеньевич Тамм/Igor' Evgen'evich Tamm
(1895―1971)
ソ連の理論物理学者。ウラジオストクに生まれ、1918年モスクワ大学を卒業。クリミア大学、モスクワ大学などで教え、1934年からレーベデフ物理学研究所理論部の主任。1932年、中性子が発見されると、量子電気力学を適用して中性子が磁気モーメントをもつことを指摘し、また核力を交換力で説明できることを指摘した。さらにI・M・フランクとともに「チェレンコフ効果」を理論的に研究し、それが物質中を超光速で動く電子による電磁的なマッハ衝撃波であると解釈した(1937)。この研究により1958年、チェレンコフ、フランクとともにノーベル物理学賞を受賞した。その後、熱核反応の制御の問題に貢献した。
[佐藤 忠]
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精選版 日本国語大辞典
タム
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