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タンボ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

タンボ
Tambo, Oliver
[生]1917.10.27. ビザーナ
[没]1993.4.24. ヨハネスブルク
南アフリカ共和国の政治家,法律家,黒人解放運動指導者。30年以上にわたって亡命生活を送りながら,黒人民族主義組織アフリカ民族会議 ANC議長を務めた。トランスケイの農村に生まれ,アングリカン・チャーチとメソジストのミッション・スクールを経てフォートヘア大学に進み 1941年に学位を取得,その後法律を学んだ。1944年,ネルソン・マンデラらとともに ANC青年連盟を結成。短期間教職についたが,その後は ANCの政治活動と法律問題の処理に全力を注いだ。1952年マンデラとともに南アフリカ初の黒人弁護士事務所を開設。1956年に国家反逆罪の容疑で逮捕されたが,翌年釈放された。1958年に ANC副議長に就任。1960年3月,アパルトヘイトに反対する黒人のデモ隊に警官隊が発砲したシャープビル虐殺事件が起こり ANCが非合法化されると,海外支部設立のため南アフリカを離れザンビアのルサカに居を定めた。1969年 ANC議長に就任。1990年12月,三十数年ぶりに開かれた ANCの本格的な会議に出席するため,亡命先から帰国した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

タンボ
たんぼ
Oliver Tambo
(1917―1993)

南アフリカ共和国の民族運動指導者。ナタール州(現クワズールー・ナタール州)ポンドランドで生まれる。1941年フォートヘア大学法学部卒業後、教職を経て1951年弁護士を開業。その間アフリカ民族会議(ANC)に参加し、たびたび逮捕、拘留された。1958~1967年ANC副議長。1960年のシャープビル蜂起(ほうき)(シャープビル事件)後ロンドンに亡命。1965年タンザニアにANC臨時本部を設け組織の立て直しを図る。1967年ルツリ議長の死去とともにANC議長に就任。

[林 晃史]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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