●ダッドリー
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ダッドリー
Dudley, Edmund
[没]1510.8.18. ロンドン
イギリスの財務行政官。国王ヘンリー7世に登用され,王の治世早々から枢密顧問官に任じられ,R.エンプソンとともに財務管理官として容赦なく課税や罰金取立てを強行,王室財政を富ませたが国民の恨みを買った。 1504年下院議長。ヘンリー8世の治世になると投獄され (1509) ,反逆罪をもって処刑された。獄中で『共和国の樹』 Tree of Commonwealthを執筆,絶対王政を擁護した。
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ダッドリー
Dudley
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世界大百科事典 第2版
ダッドリー【Dud Dudley】
イギリスで石炭製鉄の実現のため努力した製鉄業者。1619年,父男爵にオックスフォードから呼び戻され,ウスターシャー,ペンスネットの父の製鉄所の監督となった。当時の木材資源の

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日本大百科全書(ニッポニカ)
ダッドリー
だっどりー
Dud Dudley
(1599―1684)
イギリスの発明家。大領主の父が所有する製鉄所の経営を任され、木炭高炉で石炭を燃料とすることに着想、成功したが、周囲の製鉄場主たちの反対で高炉を破壊されたと自ら語っている。ピューリタン革命(1642)が勃発(ぼっぱつ)して、王党派の彼は逃亡生活を送り、この発明をふたたび試みる機会がなかった。1665年『メタルム・マルチス』(軍神の金属)を執筆して、イギリスの森林荒廃を憂慮し、石炭製鉄の重要性を説いた。それから50年後、A・ダービーが石炭からつくったコークスを高炉の燃料とすることに成功した。
[中沢護人]
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367日誕生日大事典
ダッドリー
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