●チャッキラコ
デジタル大辞泉プラス
チャッキラコ
出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ちゃっきらこ【チャッキラコ】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
チャッキラコ
ちゃっきらこ
神奈川県の海南神社(三浦市三崎)の1月15日の祭りに踊られる小歌(こうた)踊。花暮(はなぐれ)と仲崎(なかさき)地区の7歳から13歳ぐらいまでの少女約20名で踊るが、歌は中年の女性たちが受け持つ。伝承曲目は『ハツイセ』『チャッキラコ』『二本踊』『よささ踊』『鎌倉節』『お伊勢(いせ)参り』の6曲。2本のこきりこ(綾竹(あやたけ))をチャッ・キラ・コと打ちながら踊るところから出た名称という。他の曲は無伴奏。『お伊勢参り』は柄杓(ひしゃく)を持って踊り、伊勢参宮の風俗を写したものと思われる。その他は扇踊形式。阿国歌舞伎(おくにかぶき)の前身ややこ踊との関連が考えられるが不詳。明治末ごろから白拍子(しらびょうし)風の扮装(ふんそう)になったが、今日では昔に戻して晴れ着で踊る。国の重要無形民俗文化財(1976)に指定された。
[西角井正大]
また、2009年(平成21)ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。
[編集部]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
事典 日本の地域遺産
チャッキラコ
「無形文化遺産」指定の地域遺産。
左義長(さぎちょう)の舞」「初瀬踊」ともいわれる小正月の芸能。三崎の仲崎(なかざき)と花暮(はなぐれ)地区に伝承されており、1月15日に三崎の海南神社で一踊りしたあと、町内の家々をめぐって踊られる。重要無形民俗文化財(民俗芸能:風流)
出典:日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「チャッキラコ」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●チャッキラコの関連情報