●チャハル部【チャハルぶ】
旺文社世界史事典 三訂版
チャハル部
チャハルぶ
Chakhar
明代の内モンゴルの部名
明代の半ばごろ,元朝の子孫のダヤン=ハンが内モンゴルを統一したとき,チャハル万戸として成立したのが始まり。のち他部に圧迫され,やがて清に支配された。清代には同地方の行政単位の名称となり,中華民国では省名となった。現在,内モンゴル自治区の一部。
明代の半ばごろ,元朝の子孫のダヤン=ハンが内モンゴルを統一したとき,チャハル万戸として成立したのが始まり。のち他部に圧迫され,やがて清に支配された。清代には同地方の行政単位の名称となり,中華民国では省名となった。現在,内モンゴル自治区の一部。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「チャハル部」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●チャハル部の関連情報