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チリ地震【チリじしん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

チリ地震
チリじしん
Chile earthquake
1960年5月22日午後7時11分,南アメリカチリで起こった大地震マグニチュードM)は 9.5で,前震として M7以上の地震が 2回あった。余震域はチリ海岸沿いに幅 200km,長さ 800kmに及んでおり,史上最大級の地震といわれる。チリではこの地震と津波で 5700人の死者を出したが,被害太平洋全域に波及し,近くの海岸には高さ 10m以上の津波が襲い,ハワイヒロでも 61人の死者を出した。太平洋を隔てた日本でも,外地の地震としては初めての津波警報が発せられ,約 1日たって三陸沿岸などに高さ約 6mの津波が来襲,死者・行方不明者 142人のほか,家屋の全壊 1500余戸などの被害を出した。この地震によって初めて,地球自由振動が明瞭に観測された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

チリ‐じしん〔‐ヂシン〕【チリ地震】
1960年5月22日(日本時間では23日)、チリ中南部の太平洋岸沖で発生した観測史上最大の地震。マグニチュードは9.5。大津波が発生し太平洋諸地域に被害を及ぼした。日本には最高6メートルの津波が押し寄せ、三陸沿岸を中心に死者・行方不明者142人を出す被害をもたらした。

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世界大百科事典 第2版

チリじしん【チリ地震】
1960年5月22日15時11分(現地時間),チリ南部沖合に起こったモーメント・マグニチュード9.5の今世紀最大の地震。震央バルディビア市沖の西経74.5゜,南緯39.5゜であるが,地殻変動は南緯37゜から46゜まで1000kmにわたって生じ,グアムブリン島(ソコロ島)では5.7mの隆起,海岸沿いの内陸部では3mに近い沈下がみられた。余震域も南北に1000km近くに達し,また本震の震央付近では活発な前震活動が前日から始まった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

チリ地震
ちりじしん

南アメリカ、チリでおこる地震。チリ、ペルー沖には、マグニチュード(M)8~9の巨大地震が高い頻度で発生する。これらの地震の特徴は、本震が大きいこと、大きい前震を伴う場合があること、大津波の発生を伴うことで、大津波は震源域ばかりでなく太平洋諸地域に大被害を及ぼす。こうした津波は日本の約7時間前にハワイを通過するので、ハワイ島での観測によって津波の来襲を予測することができる。おもな地震としては、1906年のバルパライソ地震(M8.2)、1922年のアタカマ地震(M8.5)、1960年のチリ地震(M9.5)などがある。このうち1960年のチリ地震は観測史上最大の地震で、津波が太平洋を越えて日本まで押し寄せ、三陸地方では死者・行方不明139人を出した。チリには津波を伴わない大地震もあり、1939年チリ内陸部のチラン地震(M7.8)では死者3万人、そのほか1970年のペルー沖のアンカシュ地震(M7.9)では氷河雪崩(なだれ)による土石流によって数万人の死者を出している。

[脇田 宏]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

チリ‐じしん ‥ヂシン【チリ地震】
一九六〇年五月二二日チリ南部沖合で起きた二〇世紀最大の地震。マグニチュード八・五(モーメント・マグニチュード九・五)。この地震に伴った津波は太平洋をこえてハワイ、日本にも達し、日本では死者・行方不明者一三九人を出した。

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