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ティカル

デジタル大辞泉

ティカル(Tikal)
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明最大級の都市遺跡。高さ51メートルある「ジャガー神殿」をはじめ、約3000もの建造物がある。3~8世紀にかけて繁栄し、10世紀に至り急激に衰退した。1979年に「ティカル国立公園」の名で世界遺産複合遺産)に登録された。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ティカル【Tikal】
グアテマラのペテン地方にある低地マヤ最大の都市遺跡。棟飾のある神殿とそれを支える高いピラミッド,持送り式アーチでつくられた宮殿,建造物複合体群を結ぶ大通り,しっくい彫像による建築装飾,石碑の建立など,マヤ古典期の初めから中心的存在として栄えたが,900年ころ,他の低地マヤ諸都市と同様放棄される。また,テオティワカンの強い影響も重要な特徴の一つである。【大井 邦明】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ティカル
てぃかる
Tikal

グアテマラのペテン低地北部にあるマヤの大遺跡。19世紀末以来多くの学者が調査したが、1956年から1970年までペンシルベニア大学博物館が約60平方キロメートルにわたって広がる遺構の全体を調査した。中心部は16平方キロメートルを占め、周囲の沼地から約50メートルの高さに断続して立つ台地の上に、ピラミッド状神殿、「アクロポリス」とよばれる基壇の上の建物群、石碑などが建ち並ぶ。紀元前600年ごろから居住の形跡があるが、大祭祀(さいし)センターとして確立するのは紀元後250年以後である。もっとも古い石碑の年代は紀元後292年であり、マヤ文字の解読により、376年から768年に至る王朝の統治者の歴史が解明されている。アンデス文明古典期前期(300~600)にはテオティワカンの影響を受けたが、後期には独自の発展を遂げ、9世紀初めまで、低地マヤ最大の政治勢力であった。830年ごろから人口が減少し始め、やがて放棄された。

[増田義郎]

世界遺産の登録

古代都市の遺跡を含む国立公園が1979年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「ティカル国立公園」として世界遺産の複合遺産に登録された(世界複合遺産)。

[編集部]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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