●ディールス=アルダー反応【ディールス=アルダーはんのう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ディールス=アルダー反応
ディールス=アルダーはんのう
Diels-Alder reaction
1929年に O.ディールスと K.アルダーが発見した反応。ジエン合成と呼ばれることもある。共役二重結合 (共役ジエン) の1,4位に二重結合または三重結合をもつ化合物が付加して,六員環化合物を生成する反応。ジエンに付加する不飽和化合物をジエノフィルといい,代表的なものとして無水マレイン酸,パラベンゾキノンなどがある。ジエンとしてはブタジエン,シクロペンタジエン,フランなどが用いられる。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
でぃーるすあるだーはんのう【ディールス=アルダー反応】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
「ディールス=アルダー反応」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●ディールス=アルダー反応の関連情報
関連キーワード
| 清水宏| 斎藤寅次郎| 稲垣浩| マキノ雅広| 島津保次郎| 内田吐夢| 小津安二郎| 溝口健二| 五所平之助| 田坂具隆|