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デマゴーグ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

デマゴーグ
demagogue
古代ギリシアの民主政治において,その声望および弁舌によって民会の決議に影響を与えて,政治を左右する者,つまり「民衆の指導者」を意味したのが原義であるが,現代では刺激的な弁舌,文章によって大衆を政治的に動員する扇動政治家をいう場合が多い。デマゴーグによって,特定の政治目的のために意図的に捏造され,流布される虚偽の情報がデマゴギーであって,一般にデマと略されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵mini

デマゴーグ
刺激的な言説詭弁(きべん)、虚偽情報の発信などにより、人々の意思や行動を発信者に都合のいい方向にあおり立てようとする者のこと、特にそのような政治家のこと。民衆扇動家。本来は、古代ギリシャの民主政治において民会の決議を左右する弁舌を振るった「民衆の指導者」のことを表す言葉だが、現代ではほとんどの場合、上記のような否定的な意味合いで用いられる。カリスマ的指導者のもとで行われやすい。近年ではインターネットの普及により、独善的な主張や虚偽情報などを拡散する一般人に対して使われることもある。
(2016-10-6)

出典:朝日新聞出版
(C)Asahi Shimbun Publications Inc
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日本大百科全書(ニッポニカ)

デマゴーグ
でまごーぐ
demagogue

感情的・情緒的アピールを駆使して大衆の激情や偏見に訴え、権力(公的ポスト)を獲得・維持しようとしたり、その主張を拡散しようとする政治家。客観的事実に対する理性的反応より、自己の政策の正当性や敵対者の不当性に対する情緒的反応をかきたてようとして扇動的言辞が活用される。カリスマ型リーダーに多い。アドルフ・ヒトラーがこの例である。言論・表現・報道の自由、定期的選挙が制度化されている民主政治では、対抗権力が事実究明力をもつためデマゴーグの運命は短い。

[岡沢憲芙]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

デマゴーグ
〘名〙 (Demagoge démagogue)
① デマを手段として用いるような政治家。煽動政治家。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇「彼は単に似而非(えせ)民権家なり。所謂 Demagogue(デマゴーグ)(私利党)の亜流なるのみ」
※オリンポスの果実(1940)〈田中英光〉七「人の好い村川が、無意識にふりまいた、デマゴオグも、また相当の反響があったと思はれます」

出典:精選版 日本国語大辞典
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デジタル大辞泉

デマゴーグ(〈ドイツ〉Demagog)
デマ1を用いる政治家。民衆扇動家。扇動政治家。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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