@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

トム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

トム
Thom, René Frédéric
[生]1923.9.2. モンベリヤール
[没]2002.10.25. ビュルシュルイベット
フランスの数学者。トポロジー位相数学)の研究で微分可能多様体の分類にコボルディズムの概念を導入した功績で 1958年にフィールズ賞を受賞したが,むしろカタストロフィー理論の開発者として知られる。この理論は社会学や経済学など幅広い分野に影響を与えた。1946年エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)を卒業後,国立科学研究センターでの 4年間を経て 1951年にパリ大学で博士号を取得した。1953~54年グルノーブル大学,1954~63年ストラスブール大学で教鞭をとり,1964年にビュルシュルイベットの高等科学院の教授に就任,1988年まで務めた。フランス科学アカデミー会員,レジオン・ドヌール勲章受章。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

トム(René Thom)
[1923~2002]フランスの数学者。カタストロフィ理論の創始者として知られる。位相幾何学業績フィールズ賞受賞。構造安定性と形態形成」など。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

トム
栃木県にあるレジャーランド東武ワールドスクウェアのキャラクター。ペアとなるキャラクターは「マイム」。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

トム【René Thom】
1923‐2002
フランスの数学者。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。ストラスブール大学教授を経て,ビュル・シュル・イベットの高級科学研究所(IHES)教授。1958年フィールズ賞受賞。76年アカデミー・デ・シアンス会員となる。微分多様体を中心としたトポロジー分野で多くの独創的仕事を残すが,1966年以来,微分写像の安定性理論を基礎として,広く定性的な安定性理論を展開し,カタストロフィー論と名付けた。その独自の認識論とともに,広い分野の関心を引いている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

トム【René Thom】
1923~2002 フランスの数学者。微分多様体を中心とするトポロジーの分野で活躍。特に微分写像の安定性に関する考察に基づいて広く定性的な安定性を論じたカタストロフィーの理論は、自然科学における定性的研究や社会科学への応用をめぐって大きな反響を呼んだ。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

トム
とむ
Ren Thom
(1923―2002)
フランスの数学者。モンベリアールの生まれ。1946年パリの高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリュール)を卒業(この間、一時ドイツ軍に捕らえられたとも伝えられる)、さらにストラスブール大学で幾何学、とくにトポロジーを教授エーレスマンCharles Ehresmann(1905―1979)について研究した。1951年パリ大学より「球面上のファイバー空間とスティンロート積」の論文によって学位を得た。この結果を用いて、1954年にコボルディズム理論を確立し、その業績によって、1958年フィールズ賞を受賞した。1960年代からトポロジーとくに写像の特異点の理論、およびその数学以外の対象(とくに生物)への応用を目ざしてカタストロフィー理論を構築し、1972年に大著『構造安定性と形態形成』を刊行、学界を驚かせた。この著は、従来の数学的な著作とはいいがたいが、彼の自然哲学が、彼の数学を基礎として縦横に展開されている。ストラスブール大学教授を経て、パリの高等科学研究所教授を務めた。[野口 廣]
『弥永昌吉、宇敷重広訳『構造安定性と形態理論』(1980・岩波書店)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

トム」の用語解説はコトバンクが提供しています。

トムの関連情報

関連キーワード

島津保次郎溝口健二衣笠貞之助村田実内閣総理大臣奥健蔵前田河広一郎有島武郎イノニュ帰山教正

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation