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ドゥルーズ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ドゥルーズ
Durüz; Druzes
中東各地に居住するイスラム教徒一派。 11世紀前半に教師ドラジーがカイロで創唱した教理を信仰し,それがドゥルーズの名称ともなった。その教説はタキーヤ (神隠し) の説をもつところからイスマーイール派の一派ともされるが,メシア主義,グノーシス派新プラトン主義などが折衷されている。ドゥルーズは十字軍への反抗,オスマン帝国時代の領臣としての活躍などで歴史にも名をとどめた。教派は2つに分れているが,教義は秘密となっており,その規律により帰属意識は強く,結束が固い。社会は伝統的な習慣を維持しているが,女性の地位は比較的高く,単婚が守られており,離婚もできる。禁欲禁煙禁酒は厳格に守られている。村落を形成し,主として農耕を行う。

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ドゥルーズ
Deleuze, Gilles
[生]1925.1.18. パリ
[没]1995.11.4. パリ
フランスの哲学者,思想家。 1970年以後パリ第8大学教授。 M.フーコー,J.ラカンらと並んで現代フランスの知的指導者の一人と目される。ニーチェの強い影響のもとに,B.スピノザ,L.ザッヒャー=マゾッホ,M.プルースト,L.キャロルらに関するきわめて多様な作を通じて,差異の観念を発展させ,二元論的対立を克服して,開かれた動的な言葉そのもののうちに自己の思想を陳述し,強力な欲望と意味生産の概念に達している。『経験論と主観性』 Empirisme et subjectivité (1953) ,『ニーチェと哲学』 Nietzsche et la philosophie (1962) ,『マルセル・プルーストとシーニュ』 Marcel Proust et les signes (1964) ,『マゾッホとサド』 Présentation de Sacher Masoch (1967) ,『差異と反復』 Différence et répétition (1968) ,『アンチ・オイディプス』L'Anti-Œdipe (1972,『資本主義と精神分裂症』第1部,ガタリ Félix Guattariと共著) ,『千のプラトー』 Mille Plateaux (1980,ガタリと共著) など。

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デジタル大辞泉

ドゥルーズ(Gilles Deleuze)
[1925~1995]フランスの哲学者。ポスト構造主義の思想家。西欧の伝統的な哲学や近代的な知の階層的体系を批判し、より横断的・流動的なリゾームノマドの概念を提示した。著「差異と反復」、ガタリとの共著「アンチ‐オイディプス」「千のプラトー」など。ドルーズ

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世界大百科事典 第2版

ドゥルーズ【Gilles Deleuze】
1925‐95
フランスの哲学者。ソルボンヌに学び,リヨン大学講師を経て1970年パリ第八大学教授となる。構造主義など60年代の西欧近代理性の再検討の思潮のなかで,深い哲学史研究を背景に,経験論と観念論という西欧の二大知的伝統の思考の基礎形態を批判的に解明して,これを克服する哲学を主著《差異と反復》(1968)で展開した。さらに進んで,ガタリF.Guattari(1930‐92)と共同して,精神分析やマルクス主義の概念装置を統合的に援用しつつ,資本主義社会を根本的にとらえなおす試みを《反エディプス》(1972),《ミル・プラトー》(1980)などで行い,現代哲学に大きな影響を与えている。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

ドゥルーズ
(Gilles Deleuze ジル━) フランスの哲学者。西洋の伝統的な形而上学の、階層的体系やロゴスを重視する思想を批判して、横断的につながるリゾームやノマドなどの概念を提示した。一般にはポスト構造主義者と目された。主著に「差異と反復」、精神医学者フェリックス=ガタリとの共著「アンチ‐オイディプス」「千のプラトー」など。(一九二五‐九五

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日本大百科全書(ニッポニカ)

ドゥルーズ
どぅるーず

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