@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

ドーム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ドーム
dome
クーポラ,円蓋ともいう。円形方形または多角形の平面の上にかけられる基部を円形とする上方にふくれあがった屋根あるいは天井。石または煉瓦造で造られるが,その取付部に水平方向に広がる力が働くため,大規模なものでは支持体の壁厚を大きくするか,ゴシック建築にみられるように,バットレスあるいはフライング・バットレスを用いてこの力を吸収しなければならない。ドームは屋根面の架構法として組積造を行う地域で古くから広く用いられてきたが,円形のもつ求心的完結性と半球面が示す小宇宙的な象徴性のために,特にキリスト教建築においては多用され,独特の展開をみた。一般的には方形の平面の上にかけられるため,これをドーム基部の円形に移行させるための方法が工夫されている。ペンデンティブは四隅に球面三角形を配するものであり,スキンチは隅部にアーチ状の迫 (せり) 出しを重ねて円形に近い平面を得ようとするものである。なおドーム部分の下にはめ込まれる円筒状の部分はタンブールと呼ばれる。ドームは構造上の必要および美的な配慮から二重殼として造られることも多く,F.ブルネレスキによるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドームはその例である。また多数の石材または木材の梁を用いて多角形に組みながらドーム状に建上げていく方法もあり,中国などにその伝統がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ドーム(dome)
半球形の天井や屋根。円天井。円屋根。円蓋(えんがい)。
いただきが半球状の峰。「穂高岳滝谷ドーム
ドーム球場」の

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

とっさの日本語便利帳

ドーム
学生寮(Dormitory=ドミトリー略語)。Residence Hallとも。通常キッチンはなく、食事は学内の食堂で取り、シャワーとトイレは共同。

出典:(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」

デジタル大辞泉プラス

ドーム
フランスの高級クリスタル製品の工房。1878年創業のガラス工場が起源。1900年のパリ万国博覧会のガラス部門でグランプリを受賞し、世界的に有名になった。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ドーム【dome】
地質構造あるいは地形をあらわす用語。局所的に上方にもり上がった構造体で,一般に円形または円形に近い水平断面を示す。丘陵状の地形やある種の貫入岩などに対してこの言葉が用いられる場合は,それらの外部形態に対してであって,内部構造とは無関係である。一方,地質構造としてのドームは,層理面や片理面で示される地質体内部の構造を問題にする。ある点を中心としてどの方向にも同じような傾斜を示す円屋根状の構造はその典型的な例であるが,極端に短軸となった背斜状構造などもこれに近い。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

ドーム【dome】
屋根あるいはその一部として建築物をおおう半球形ないしそれに類似した凸状の構造。クーポラcùpola(イタリア語),円蓋(えんがい)ともいう。基部は円,楕円,方形,多角形等の形状をとり,鉛直中心軸のまわりに対称性をもつ場合が多い。半球形,尖頭形,葱花形,傘形,カボチャ形などその形態は多様であり,頂部に多くランタン(頂塔)をのせる。ラテン語のドムスdomus(家)を語源とし,ドムス・デイDomus Deiすなわち〈神の家〉としての教会堂(イタリア語ではこの語義が残り,大聖堂がドゥオモduomoと呼ばれる。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

ドーム
〘名〙 (dome)
① 部材の圧縮力だけで屋根を架ける方法の一つ。普通半球形の屋根となる。また、見た形が半球形になっている屋根や天井。丸屋根。丸天井。円蓋。
※欧米印象記(1910)〈中村春雨〉倫敦日記「薄鼠色のドームが二つ並んで見える、これは後で、国立美術館だと知った」
② 丸みを帯びた山のいただき。〔登山技術(1939)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社世界史事典 三訂版

ドーム
dome
屋根をおおう半球形の天井
石の持送りやアーチ構造によって古くはオリエントに見られ,ローマでもパンテオンなどに用いられた。やがてイスラーム世界で大いに発展し,各地に巨大で複雑なドームをもつモスクが建てられた。ヨーロッパではビザンツルネサンス様式において多く利用された。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
小豆畑和之 石井栄二 今泉博 仮屋園巌 津野田興一 三木健詞
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

岩石学辞典

ドーム

出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ドーム」の用語解説はコトバンクが提供しています。

ドームの関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation