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ナチズム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ナチズム
Nazism
ヒトラーの率いたナチスの運動およびイデオロギー民族 (国家) 社会主義ともいう。党綱領 25ヵ条のほか,ヒトラーの『わが闘争』,A.ローゼンベルクの『20世紀の神話』などの著作に示されている。「血と土」の理念を掲げてアーリア人種の優越を説く人種論的ナショナリズムを鼓吹,ドイツの領土拡大を合理化した。また「指導者原理」によって民主主義共産主義を徹底的に非難した。社会的不安や困窮の原因をユダヤ人という具体的存在に求めたことによって,没落の危機に瀕した中間層をはじめ広く社会の底辺層にまでその支持基盤を獲得したが,その背景には全体主義体制に固有の「強制的同質化」 (→グライヒシャルトゥング ) の徹底した推進の効果も考えられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ナチズム(Nazism)
ナチス思想・主義・支配体制。全体主義、偏狭な民族主義などを特徴とする。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

なちずむ【ナチズム】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ナチズム
なちずむ
Nazism 英語
Nazismus ドイツ語

1920年代から第二次世界大戦の終結まで、ドイツの民族運動を指導し、33年以後は政権を担当した「国民社会主義ドイツ労働者党」(略称ナチス、ナチ党)の思想原理。この時期にイタリアや日本でも登場したファシズム、全体主義の一種。したがって、ナチズムは、ファシズムに共通の性格をもち、反個人主義、反自由主義、反民主主義、反議会主義、反社会主義、反マルクス主義などを標榜(ひょうぼう)するとともに、国家すなわちファシズム政権が政治・経済のあらゆる面にわたってコントロールすること、また国益が私益に絶対的に優位することを主張する。しかし、ナチズムの特色は、とくにその民族の概念にみられる。ナチ党の「血と大地」「血の純潔」「ゲルマン民族の優秀性」という民族概念は、国内的にはユダヤ人排撃の思想となり、対外的には他民族を侵略してその支配下に置かんとする軍国主義を正当化する思想となった。

[田中 浩]

『田中浩著『カール・シュミット』(1992・未来社)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ナチズム
〘名〙 (Nazism) ナチスの政治思想またはその政治体制。全体主義や偏狭な民族主義など。
※誰のために(1946)〈宮本百合子〉「ドイツのナチズムへの遠い抗議で」

出典:精選版 日本国語大辞典
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