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ニューコメン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ニューコメン
Newcomen, Thomas
[生]1663.2.28. デボンダートマス
[没]1729.8.5. ロンドン
イギリスの技術者。 1705年 J.コーリーとともに高圧蒸気を使わない大気圧で動作する蒸気機関発明。 12年,第1号機を完成。従来の T.セーベリの機関に比べて強力な実用性をそなえ,25年頃から鉱山の揚水用ポンプ動力源として,74年に J.ワットの蒸気機関が出現するまでよく使われた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ニューコメン(Thomas Newcomen)
[1663~1729]英国の技術者。蒸気力揚水機を改良し、ワットが蒸気機関の特許を取るまでの約60年間、鉱業などの動力として活躍したニューコメン機関を発明。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ニューコメン【Thomas Newcomen】
1663‐1729
最初の実用的な蒸気機関(大気圧機関)の発明者。イギリス,デボンシャーのダートマスの生れ。父は商人で非国教徒。わずかな学校教育を受けた後,金物屋もしくは小さな鉄製品を作る小工場を営み,非国教会のバプティストの活動も行う。蒸気機関発明に至る経過については正確なことはほとんど知られていないが,同時代の人々の証言によれば,彼は助手のガラス工とも配管工ともいわれるジョン・コーリJohn Calley(Cawley)とともに,T.セーバリー水蒸気を用いた排水装置の特許が出された1698年前後に製作を開始していたようである。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ニューコメン【Thomas Newcomen】
1663~1729 イギリスの技術者。最初の実用的な蒸気機関であるニューコメン機関の発明者。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ニューコメン
にゅーこめん
Thomas Newcomen
(1663―1729)
イギリスの技術者。蒸気揚水機関の発明者。デボンシャーのダートマス生まれ。鍛冶(かじ)屋および鉄商を営んでいたが、若いときから蒸気機関の製作に熱中した。同郷のセーベリーも同時期に蒸気機関をつくり、蒸気の凝結で密閉容器中に真空をつくった。一方、パパンは1690年の著書で、シリンダーの中でピストンの下に空気ポンプにより真空をつくる提案をした。ニューコメンはこの二つを結び付け、シリンダーの中のピストンの下に蒸気の凝結で真空をつくることを着想した。1705年から試作を開始し、友人でダートマス出身のガラス職人キャリーJohn Calley(1663―1717)の助けを得た。1712年スタッフォードシャーのダッドリー城に初めて実用化した機関を建造した。
 ニューコメン機関は大気圧だけで水を吸い上げ、蒸気は真空をつくるためにだけ用いるので大気圧機関ともいう。この機関は揚水用としてとくに鉱山に普及したが、ニューコメン自身は発明から利益を得ようとは考えなかった。彼の死後、1733年に特許は満期となり、ワット機関が出現するまでの60年間以上にわたって普及し、イギリスの石炭産業発達に大きな役割を演じた。ニューコメン機関を改良し、この形式で性能を極限まで高めたのはスミートンであった。[山崎俊雄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ニューコメン
(Thomas Newcomen トマス━) イギリスの機械技師。一七一二年実用的な蒸気機関(大気圧機関)を建造し、産業革命期の技術革新の先駆をなした。(一六六三‐一七二九

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

ニューコメン
Thomas Newcomen
1663〜1729
イギリスの蒸気機関発明家
1698年蒸気ポンプにピストンを組み合わせて鉱山用の揚水機を実用化し,1705年気圧機関を発明した。石炭の消費量が莫大で熱効率が低いため,のちワットの蒸気機関に駆逐された。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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