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ニュートン環【ニュートンカン】

デジタル大辞泉

ニュートン‐かん〔‐クワン〕【ニュートン環】
波長の異なる光が互いに干渉してできる同心円状の(しま)。板ガラス上に平凸レンズ凸面を下にして置き、真上から光を当てたときに現れる。ニュートン光学」の中で報告。ニュートンリング

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

ニュートンかん【ニュートン環】
平らなガラス面上に、曲率半径の大きな平凸レンズを、凸面を下にして置き、真上から光をあてたときに見られる干渉縞。明暗の縞模様が、接触点を中心にして同心円状に見える。レンズの曲率検査などに利用される。ニュートンリング。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

ニュートン環
にゅーとんかん
Newton's rings
曲率半径の大きい平凸レンズの凸面をガラスの平面上に置いて単色光で照らし、反射光または透過光を観察した場合に現れる接触点を中心とした干渉縞(じま)のこと。手近にある眼鏡のレンズ玉の凸面の上に透明なガラス板またはアクリル板の小片をのせて蛍光灯のそばで反射光を見ると、蛍光灯の反射像のなかには両面の接触点のところに直径0.5ミリメートルくらいの黒い丸い斑点(はんてん)がちらちら揺れているのに気がつく。蛍光灯のかわりに、明るい雲を映しても同様の結果が得られる。虫めがねでこの斑点を拡大してみると、外側ほど細く色づいた同心円状のリングで構成されていることがわかる。ニュートンはこの現象をプリズムの面や望遠鏡の対物レンズの表面などを使って研究した結果をその著書『光学』(1704)のなかに詳しく報告しているので、今日これをニュートン環やニュートン・リングとよんでいる。
 凸レンズとガラス板の接触点の付近に入射して、間隙(かんげき)の上側の面で反射した光と下側の面で反射した光を重ね合わせると、下側の面で反射した光は上面までの往復の距離に相当するだけ上面の反射光より遅れて進み、また反射の際に位相が半波長分だけとぶ。そのために両光の間に位相差が生じ、位相差が半波長の奇数倍のところでは干渉の結果暗くなり、偶数倍のところでは明るくなる。これらの条件を満足する点は接触点(暗点、前述の黒い斑点)を中心に同心円状に配列されているから、干渉縞も接触点を中心とする同心円状のリングとなるのである。明暗の縞となる厚さは波長によって異なるから、白色光で見ると色づいた同心円となる。ニュートン環は今日でも研磨面の検査などに使われる。[石黒浩三・久我隆弘]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ニュートン‐かん ‥クヮン【ニュートン環】
〘名〙 (Newton's rings の訳語) 曲率半径の大きな平凸レンズを、平らなガラス板上に凸面を下にして置き、真上から光を当てると、光の干渉によって接点を中心に同心円状に見える縞。

出典:精選版 日本国語大辞典
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