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ネアルコス

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ネアルコス
Nearchos
[生]?
[没]前312頃
アレクサンドロス3世 (大王)武将,友人。クレタ島の出身。インダス河口からチグリス河口までの沿岸航行 (前 325~324) した大王の艦隊を指揮した。前 325年に大王がインダス川を海へ下ったとき同行し,その経験に基づいて記された彼の年代記は,信憑性も高く,のちにストラボンアリアノスが利用している。大王の死 (前 323) 後はアンチゴノス1世,デメトリオス1世に従い,前 312年ガザの戦いで戦死したといわれる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ネアルコス(Nearchos)
[?~前312]アレクサンドロス大王の部将クレタ島の生まれ。東征帰途インダス川からチグリス川まで航海を指揮した。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ネアルコス【Nearchos】
前360ころ‐前312ころ
アレクサンドロス大王が最も信頼した側近ヘタイロイ〉の部将の一人。クレタ島出身のギリシア人で,王とは少年時代から親友として交わった。前334年以来大王の東征に従軍したが,前半の5年間は小アジア南岸一帯のリュキア,パンフュリア地方の統治をゆだねられて東征軍の後方にとどまり,前329‐前328年,当時バクトリア地方に作戦中の王のもとに召致されてからは王と行を共にした。とくに海事に明るく,東征の帰途インダス川下航に際しては全輸送船団の指揮をとった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ネアルコス
ねあるこす
Nearchos
(?―前312?)

アレクサンドロス大王の信任もっとも厚かった臣僚の1人。クレタ島出身。とくに水師提督として傑出し、遠征末期のインダス川下航およびペルシア湾までの沿岸航海の指揮をとった。大王のアラビア探検計画にも提督を予定されていた。大王没後はアンティゴノス1世につき、ガザの戦い(前312)において戦死したらしい。航海誌風の述作があったらしいが、それは隠滅し、わずかにアリアヌスの『インド誌』やストラボンの『地理誌』(ともにローマ時代)などの典拠となったと推察される。引用行文の信憑(しんぴょう)性は高い。

[金澤良樹]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社世界史事典 三訂版

ネアルコス
Nearchos
前360ごろ〜前312ごろ
アレクサンドロス大王の部将
クレタ島出身で,王とは幼年時代からの友人。大王の東征の帰途,インダス川からティグリス河口までの新航路を開拓。その記録はきわめて正確で,のちギリシアの地理学者ストラボンの『地理誌』や,歴史家アリアヌスの『インド誌』の典拠となった。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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