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ノーベリウム

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ノーベリウム
nobelium
元素記号 No ,原子番号 102。周期表3族のアクチノイド元素で,超ウラン元素の1つ。 1958年 A.ギオルソ,T.シックランド,J.ワルトン,G.シーボーグによって発見された人工放射性元素である。質量数 254の核種 (半減期3秒,α壊変) が,カリホルニウム 246と炭素 12の核反応により得られた。現在ではこのほか6種の放射性同位体が知られている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ノーベリウム(nobelium)
アクチノイドに属する超ウラン元素の一。キュリウム244に炭素13のイオンを衝撃させて得られた人工放射性元素元素記号No 原子番号102。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ノーベリウム【nobelium】
周期表元素記号=No 原子番号=102電子配置=[Rn]5f136d17s2おもな酸化数=II,III周期表第IIIA族に属するアクチノイドの一つ。1957年スウェーデンのノーベル物理研究所において,アメリカのフィールズP.R.Fields,フリードマンA.M.Friedman,イギリスのミルステッドJ.M.Milsted,スウェーデンのアタリングH.Atterling,フォースリングW.Forsling,ホルムL.W.Holm,オーストレームB.Åströmの共同研究によって,サイクロトロンで加速した13C4+244Cmに衝撃させて初めてつくられた。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

ノーベリウム
のーべりうむ
nobelium

アクチノイドに属する放射性元素の一つ。原子番号102、元素記号No。この元素の人工合成については、1957年アメリカのアルゴンヌ国立研究所、イギリスのハーウェル原子力研究所、スウェーデンのノーベル物理学研究所の共同研究に始まり、アメリカのカリフォルニア大学バークリー校とソ連(現、ロシア)のドゥブナ研究所での研究競合が1960年代末まで続けられた。原子番号82番の鉛から98番カリホルニウムくらいまでの重元素原子に原子番号5番ホウ素から20番カルシウムくらいまでの軽元素原子を衝撃させて得た、質量数250から260を超える同位体の生成が報告されているが、最長の半減期はノーベリウム259の58分とされている。対応するランタノイドのイッテルビウムに似た化学的性質を示し、水溶液中で2価および3価陽イオンとなる。元素名としてロシアの研究者からはジョリオチウムjoliotium(元素記号Jo)が提案されたが、国際純正・応用化学連合(IUPAC:International Union of Pure and Applied Chemistry)は、最初に実験が行われた研究所およびノーベル賞創設者のノーベルを記念して、ノーベリウムを採用した。

[岩本振武]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ノーベリウム
〘名〙 (nobelium) アクチノイドの一つ。元素記号 No 原子番号一〇二、原子量二五九。一九五七年にスウェーデンのノーベル物理学研究所で発見された人工放射性元素。

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

ノーベリウム
ノーベリウム
nobelium

No.原子番号102の元素.電子配置[Rn]5f 147s2の周期表3族アクチノイド元素.A. Nobel(ノーベル)にちなんで命名された.1958年4月,カリフォルニア大学バークレー校のG.T. Seaborg(シーボーグ),A. Ghiorsoらにより,246Cmの重イオン線形加速器(HILAC)による12Cイオン衝撃で,半減期55 s の質量数254の核種がつくられた.その前年,スウェーデン,アメリカ,イギリスのチームがストックホルムのノーベル研究所で,244Cmの13Cイオン衝撃で半減期10 min の102番元素を合成したと発表し,ノーベリウムを元素名として提案し,IUPACはこれを受け入れたが,その後カリフォルニア大学バークレー校,ソビエト(当時)のドゥブナ原子核合同研究所の追試でもこの合成は確認できなかった.1966年に至り,バークレーグループが質量数252,254,257の核種の半減期を確定し,スウェーデンの実験が否定されたので,命名の権利がバークレーグループにゆだねられたが,同グループはすでに一度受け入れられたことのあるノーベリウムをそのまま使用することを提案した.現在,知られている同位体核種は,250~264の範囲に15種.質量数259のα崩壊核種がもっとも長寿命で半減期58 min.第一イオン化エネルギー660 kJ mol-1(6.84 eV).酸化数2,3.[CAS 10028-14-5]

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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