●ハイフォン
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ハイフォン
Hai Phong
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世界大百科事典 第2版
ハイフォン【Haiphong】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
ハイフォン
はいふぉん
Haiphong
ベトナム北部の港湾都市。人口は58万1600(2003推計)で、ホー・チ・ミン、ハノイに次ぎ同国第3位。首都ハノイの東南東90キロメートル、タイビン川の分流とキュアカム川、タムバック川の合流点に位置し、河口より25キロメートル上流のトンキン・デルタ北東部に展開する。1世紀ほど前には小さな村にすぎなかったが、フランス領時代から急速に発展し、トンキン、ラオスの門戸として重要な都市となった。市域はホンバン、ゴーケン、レカン、キエンアンの4区と郊外の8区、それに一つの町域からなる。工業はデンハイ、ハロン地区のセメントや機械、バクダン地区の造船、ガラス、魚の缶詰などがおもなものである。港内は干潮時でも7メートルの水深があり、4000トン級の船が接岸できるが、満潮時には1万トン級の船も接岸可能である。鉄道はハノイやラオカイに通じる滇越(てんえつ)線の終点で、自動車道はハノイ、ホンゲイなどと結ぶ。ベトナム戦争ではアメリカ空軍の猛爆を受けた。
[菊池一雅]
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精選版 日本国語大辞典
ハイフォン
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