●ハインリヒ[3世]【ハインリヒ】
世界大百科事典 第2版
ハインリヒ[3世]【Heinrich III】
1017‐56
ザリエル朝第2代のドイツ国王(在位1028‐56。ただし,統治は1039から),神聖ローマ皇帝(在位1046‐56)。同朝初代国王コンラート2世の息子。国内諸大公の相つぐ反乱を押さえ,一時はフランケン,バイエルン,シュワーベン,ケルンテンの大公領を一手に収め,ドイツ王権の最盛期を実現した。また1046‐47年ローマに遠征し,鼎立していた3人の教皇を廃し,ドイツ人のクレメンス2世を教皇とし,教会改革を推進して,教皇権の権威の確立に貢献した。
ザリエル朝第2代のドイツ国王(在位1028‐56。ただし,統治は1039から),神聖ローマ皇帝(在位1046‐56)。同朝初代国王コンラート2世の息子。国内諸大公の相つぐ反乱を押さえ,一時はフランケン,バイエルン,シュワーベン,ケルンテンの大公領を一手に収め,ドイツ王権の最盛期を実現した。また1046‐47年ローマに遠征し,鼎立していた3人の教皇を廃し,ドイツ人のクレメンス2世を教皇とし,教会改革を推進して,教皇権の権威の確立に貢献した。
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
「ハインリヒ[3世]」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●ハインリヒ[3世]の関連情報
関連キーワード
| 配偶者居住権| 長元| 平忠常の乱| アルフォンソ5世| ロマヌス3世| 掻冷| 薫| 潮解・塩解| 花・華・英| 藤|